暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Final Mission:最後の戦い
[4/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
「そ、そんな…認めん…認めんぞおおおおっ!!」
「チャージコレダー!!」
「アースクラッシュ!!」
リディプスがエックスに高出力レーザーを放つが、エックスとルインのコレダーと拳に纏うエネルギーによって砕かれてしまう。
「「終わりだああああっ!!」」
そして2人の一撃はリディプスの胴体を貫いた。
「私が…、神の力が…!嘘だ!私が、私が負けるなど!…ぐっ…ぐああああああっ!!」
ダメージにより、変身すら維持出来なくなったリディプスが光に包まれて元の姿に戻り、仰向けに倒れていた。
全員がそれを見届けると、ハイパーモードを解除し、武器を下ろした。
スパイダーは動けないリディプスに歩み寄ると、リディプスに奪われていた自分のフォースメタルを回収した。
「こいつは返して貰うぜ。人のフォースメタルを好き勝手に使いやがって…」
拡張スロットから代替え用の物を外し、スパイダー専用のフォースメタル・ブラフを拡張スロットに差し込んだ。
「リディプス…」
「満足か?エックス…ルイン…」
「リディプス…大佐。どうして…一体何があなたをイレギュラーにしたんですか?」
エックスに代わるようにルインは静かにリディプスに尋ねた。
「イレギュラーか…。友情ごっこに浸り、変わろうとしないお前達の方が、私にはイレギュラーに思えるね」
イレギュラーとイレギュラーハンターもリディプスからすれば結局どちらも同じ存在でしかない。
命令でイレギュラーを破壊する彼らはリディプスからすれば同じだ。
「………あなたのコピーチップに刻まれたシグマのDNAデータがあなたを狂わせたの?」
忌まわしい100年前の記憶…かつてのルミネや新世代型のレプリロイド達のようにリディプスもそれで狂ったのか?
「ふふふ…シグマの…DNAデータか…愚かな連中だ…与えられた世界で、皆で仲良く…、いつまでも、これまで通り…。それだけがプリロイドの道だと思うか…?いつか…分かる…。我々自身の…手で…」
それだけ言うと、リディプスは機能停止して二度と動かなくなった。
エックス達は武器を収め、静かに機能停止したリディプスを見つめていたのだった。
しばらくして、大気圏に突入しそうなるため、エックス達は施設内部に入ろうとした瞬間にシグナスから通信が入った。
「シグナス?」
『エックス、無事か?』
「ああ、リディプスを倒し、超フォースメタルも回収出来た。そちらはどうなってるんだ?リディプスの残党は?」
『ああ、それに関しても何とかカタが付いた。今、エイリア達が準備をしている。だから安心して戻ってこい』
「ああ、ありがとうシグナス。あ、それから…1つ頼みがあるんだ」
『頼み?
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ