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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第126話
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プリネ隊、フェルディナント隊、ドロテア隊、ベアトリース率いる魔族部隊が担当し、ジュノー海上要塞に突入する為にそれぞれ攻撃、防御、突入を担当する飛行部隊はルシエル率いる天使部隊、イングリット隊、クロード隊の指揮も兼ねるローレンツ率いる混合部隊が担当、要塞内に突入後”主攻”ルートを攻略するオーレリア将軍率いる精鋭部隊をサポートする部隊はルシエル率いる天使部隊、”副攻”ルートを攻略する部隊はフランツ隊、アメリア隊に加えてユリーシャとメサイア、迎撃部隊は前衛はドゥドゥー隊とカイル隊、後衛はリシテア隊とクロード隊に加えて空からの支援部隊はローレンツ隊とイングリット隊、レジーニアが担当することとなった。





〜同時刻・カレイジャス・ブリーフィングルーム〜



同じ頃、クロチルダよりリィン達とヴァイスラント新生軍によるオルディス奪還の件を知らされたトワは仲間達を集めてブリーフィングを始め、クロチルダから聞いた情報を仲間達に説明した。

「リィン達が受けた新たな要請(オーダー)はオルディスの奪還か………今までの要請(オーダー)と違って、リィン達は直接関わっていないとはいえ、オルディスもZ(オレたち)が特別実習で関わった地だな………」

「そういえばわたしやリィン達A班の”特別実習”の地がルーレだった時はガイウス達B班はオルディスだったね。」

「しかも今回要請(オーダー)を出した相手はヴァイスラント新生軍って事はあの公女もあたし達に対する嫌がらせの為に灰獅子隊に要請(オーダー)を出したんでしょうね。」

「ミュゼ君はそんな心の狭い事をするような女性ではありませんよ。オルディスはカイエン公爵家にとっての”本拠地”ですから、恐らくはかつて紅き(わたしたち)がトールズの奪還を”大目標”にしたように、この戦争でのミュゼ君――――――いえ、ヴァイスラント新生軍にとっての”大目標”の一つはオルディスを連合の手を借りずにヴァイスラント新生軍(じぶんたち)の手で取り戻す事だと思いますよ。」

説明を聞き終えたガイウスは複雑そうな表情を浮かべ、ガイウスの話を聞いたフィーはかつての出来事を思い返し、厳しい表情を浮かべたサラの推測にアンゼリカは苦笑しながら指摘した。

「うん、アンちゃんの言う通りだよ。クロチルダさんから聞いた話によると元々オルディスの奪還に関しては可能な限りヴァイスラント決起軍に委ねてもらう事を連合との協力関係を結ぶ交渉の際に決まっていたらしいし。」

「何であのゆるフワはオルディスの奪還にそこまで拘っているんだ?今までのあの女の行動や言動からして故郷の奪還に拘るような奴にはとても見えねぇが。」

「それについてだが………恐らくは”戦後のエレボニア側のカイエン公爵家としての立場を確実にする”ためだろうね。」

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