第四百五十九話 一つになってその七
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「楽しくて気のいい人達よ」
「はい、いつも笑顔にさせてもらっています」
水花も言う。
「確かにいやらしいですが」
「今日の下着はとか聞いてきても」
栗はやや苦笑いで話した。
「いやらしい以外はいい人達ですよ」
「というか人間らしい」
花梨も言う。
「そのいやらしさがかえって」
「何かとも君に似てる?」
そはらは自分の近くにも来たペンギンコマンド達を見て話を聞いて思った。
「若しかして」
「智樹とはもう友達になったぞ」
「心の友だぞ」
「心の底で通じ合えたぞ」
「もう同志だ」
「あいつもマッパになることが多いらしいしな」
ペンギンコマンド達自身の言葉だ。
「本当にいい奴だな」
「ずっと一緒にいたい位だ」
「何ならこの世界に来るか?」
「ペンギン帝国は楽しいぞ」
「間違っても弱いものいじめとか侵略とかしないしな」
「一般市民を巻き込まないぞ」
「基本凄く良心的だけれど」
なのはは自分のところにも来た彼等を見つつ困った苦笑いで話した。
「やっぱりいやらしいのよね」
「なのはさん今日の下着は何色かな」
「白?それともピンクかな」
「なのはさんは清潔な下着が似合うからな」
「そうした下着であって欲しいな」
「それで下着は何色かな」
「ノーコメントです」
なのははにこりと笑って答えた。
「二度目はないですから」
「うわ、凄い迫力だな」
智樹が見てもそれはわかった、それもはっきりと。
「なのはさんって怖い人なんだな」
「普段は物凄く優しいの」
桃子が智樹になのはのことを話した。
「けれどしっかりした人で」
「それでなんですか」
「しっかりすべき時はしっかりしてね」
「それで、なんですか」
「怒る時は怒って」
そしてというのだ。
「物凄く怖いのよ」
「そうなんですね」
「その怖さたるやあたし達の中でトップクラスだよ」
ジャスミンも智樹に話した。
「全く以て頼りになって怖い娘だよ」
「ジャスミンさんが見てもですか」
「ああ、しかしあんたあたしの名前もう覚えてくれたんだね」
「はい、もうそれは」
智樹はジャスミンにすぐに答えた。
「覚えさせてもらいました」
「そうなんだね」
「どの人の名前も」
「しっかりしてるね、見どころあるよ」
「それはどうも」
「それでなのははね」
ジャスミミンも彼女のことを話した。
「あたし達の中でも特にね」
「しっかりしていてですか」
「そうさ、怒らせると怖いよ」
「だからペンギンコマンドの人達も踏み止まったんですね」
「ノーコメントって言われてね」
見れば今彼等はリッツと共に踊っている、断られてもそこでしょげかえったりなぞ間違ってもない。
「そうしたんだよ」
「そうですね」
「あ
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