暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:17 反逆
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じゃな、ギガンティスで過ごした記憶が昨日のように駆け巡るわい…お主…そのアーマーと言い、その堂々とした態度。相当腕と胆力が上がったようじゃな?」
デプスドラグーンが笑みを浮かべながら、戦友の弟子を見つめる。
今回、リディプスがギガンティスに下した決定はデプスドラグーンからすれば残念で、出来ればギガンティスの最後を自身の目で見届けたかったがそれは叶わなかった。
だからこそ、ここに戦友の弟子が来るのは予想外だった。
「ありがとうございます」
「…マッシモの弟子よ…我が友、マッシモはどうしておる?」
弟子が生きているのなら、師匠の方も生きているのではという希望を持ってマッシモに問いかける。
「マッシモ師匠は…リベリオンと戦い、最後の最後まで己の信念を貫き、リベリオンへの協力を拒み続け、殺されました…。」
「そうか…では、今やお主がマッシモ…二代目マッシモと言うわけか」
戦友の死にデプスドラグーンの動力炉の辺りに痛みが走ったが、それを表情には出さない。
「デプスドラグーン。俺達はイレギュラーではありません。リディプス大佐が超フォースメタルを手に入れるためにエックス達に濡れ衣を着せ、エックス達とギガンティスのレプリロイドを裏切ったのです」
「何じゃと?」
マッシモの言葉にデプスドラグーンが目を見開くが、同時に納得した部分もある。
エックス、ゼロ、ルイン、アクセルは極僅かなS級ハンターであり、人類とレプリロイドの英雄でもある。
そんな彼らが例えイレギュラー化したとしても、すぐに処分するだろうか?
「確かに、お主らの言うことにも一理あるかもしれんのう。最近のリディプス大佐はどこか可笑しかった。リベリオンのことで焦っているのかと思っておったが…」
「なら…!!」
喜色を浮かべるマッシモにデプスドラグーンの槍が向けられる。
「じゃが、儂にもリディプス大佐には世話になった恩がある。マッシモよ、ここを通りたくば、儂を倒してからにせい!我が友にしてお主の師に代わり、お主の実力を見定めてくれるわ!!」
デプスドラグーンが全ての力を解き放ち、ジャンゴーどころかスカーフェイスに匹敵する程の雷を纏う。
「分かりました。鋼鉄のマッシモ…二代目マッシモとして受けて立ちましょう!!」
対するマッシモもジェットギロチンを構える。
デプスドラグーンが槍を天に翳した瞬間、マッシモはホバーを最大まで噴かして雷撃をかわした。
「ほう!?」
「どおりゃあああああ!!」
初撃をかわされたことに驚いたデプスドラグーンにマッシモのジェットギロチンが一閃した。
「甘いぞ!会心撃!!」
しかしデプスドラグーンは笑みを浮かべるとメカニロイドのホバーを吹かして体
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