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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:17 反逆
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れー、ゼロの方はどうだった?」
「………ボロックのデッドコピーがいた」
アクセルの問いに少し間を置いて、ゼロが言うと全員が目を見開いた。
「ボロックのデッドコピーが…間違いないのか?」
「ああ、エックス。姿形も能力も全て同じだった。間違いない」
「ボロックって、DNAコアも抜き取られてたよね…?そしてそのボロックのデッドコピーがここにあるということは…」
「恐らく…ミサイルの弾頭に使われていた超フォースメタルもリディプスの手にあると考えた方がいいな」
「超フォースメタルが2つもリディプスの手にあるのか……」
たった1つの超フォースメタルでもイプシロンのような凄まじい戦闘力を誇ったのだ。
それが2つもリディプスの手にあるということにエックス達は戦慄を覚えたが、次の瞬間にロックが解除された。
扉を潜ってエレベーターで上の階に行くと、大管制室に通じる通路に出る。
そして奥にある扉を開くと、低空を浮遊する巨大な魚型のメカニロイドの背部に、タツノオトシゴを模したと思われる騎士型のボディが上半身として付加、一体となっており、連邦政府軍極東司令部に所属するデプスドラグーンがいた。
「ほう!これはこれは…裏切り者が揃っておるではないか。超フォースメタルとやらを奪おうとして失敗し、リディプス大佐に排除されたはずのお主らがここへ何しにきた?」
「あの人は…っ」
デプスドラグーンを見てマッシモが目を見開いたが、エックスは前に出る。
「そこをどいてくれ…俺達はリディプスに用があるんだ。関係ないお前と無駄な戦いはしたくない…」
出来れば同じイレギュラーハンターとは戦いたくないと思っているエックスが懇願するように言うが、デプスドラグーンは鼻を鳴らす。
「ふん、お主にその気はなくても、この儂にはあるのじゃよ!伝説のS級ハンターの実力に非常に興味があってのう。いい機会じゃ、その実力…見せてみい!!」
「やるしかないのか…!?」
電流を纏い両手に槍と盾を構えるデプスドラグーンにマッシモが前に出る。
「待って下さい、デプスドラグーン!!」
「む?お主はマッシモ…ではないな?その声…まさかマッシモの弟子か?」
「はい、お久しぶりです。デプスドラグーン」
「ほう…」
戦友であるマッシモの弟子の姿を見て、デプスドラグーンは目を見開いた。
ギガンティスを去る前で最後に見たマッシモの弟子は戦いとは無縁そうな臆病者だったが、今のマッシモの堂々とした態度に驚いた。
「マッシモさん、お知り合いですか?」
「ああ、かつてギガンティス建造時に深海ケーブルを設置するために派遣された海底用レプリロイドなんだ。そしてマッシモ師匠の唯一無二の友。」
「そう
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