暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:17 反逆
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「うん…」

イレギュラーハンターであるために何度も通ったことのあるエックス、ゼロ、ルイン、アクセルの案内があったために迷わずに先を進むことが出来た。

「この扉を潜れば…あれ?ロックされてる?」

アクセルが全く動かない扉を調べるが、ビクともしない。

「本当ですね。私達のことがバレてセキュリティが強化されちゃったんでしょうか?」

「いや、こんなシグマの真似事をするような奴の考えだ。恐らくはいるんだろうな」

「何がだ?」

「こういう高性能型レプリロイドのデッドコピーを用意するような奴の考え方なんてお見通しだよ。今までの経験からして、多分他にもデッドコピーがいるはずだよ…恐らくはこれだろうね」

ルインが指差した先には枝分かれした通路にある転送システム。

「よし、調べてみよう。もし、リベリオン幹部のデッドコピーがいたらそいつを倒す。」

「そうだな、エックスはここで転送システムを守っていろ、万が一転送システムが破壊されれば転送先から戻れなくなる」

マッシモに同意しつつゼロが万が一を考えてエックスを転送システムの警護に回す。

「分かった、気を付けてくれ」

エックスも頷いてゼロ達を待つことになった。

そして転送されたマッシモは転送システムから出ると通路を歩き、扉を抉じ開けた。

「グ…グオオオオッ!!」

「シルバー・ホーンドか…まさか俺の相手があいつのデッドコピーとは…俺はあれから強くなった!覚悟しろシルバー・ホーンド!!」

師である勇者マッシモの仇、シルバー・ホーンドのデッドコピーにジェットギロチンを構えるマッシモ。

「行くぞ!!」

「グオオオオッ!!」

マッシモとホーンドが同時に動き出し、ぶつかり合うと力比べを始める。

「ぐ…おおおおっ!!」

「グオアアアアッ!!」

しばらくは拮抗していたが、徐々にマッシモが押し始めた。

「パワー全開!どおりゃあああああっ!!」

マッシモが腕に全パワーを回し、自分よりも大型のホーンドの巨体を投げ飛ばす。

「グオッ!?」

「どうだシルバー・ホーンドの偽物!お前のオリジナル譲りのパワーも今の俺からすればこんなもんだ!!」

デッドコピーとは言え、以前は怒りでマッシモのパワーが上がっていた状態でハイパーモードを使うほどのパワーを誇ったホーンドを通常状態で投げ飛ばした今のマッシモはホーンドの実力を上回っていた。

「グオオオオッ!!」

前屈みになり、頭部の砲門をマッシモに向けて必殺のアビスプレッシャーの発射準備に入るホーンド。

しかし、アビスプレッシャーの弱点を知っているマッシモは発射寸前に跳躍してホーンドのがら空きとなっている背中にジェットギロチンによる一撃を喰
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