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Fate/WizarDragonknight
聖夜の狩り
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命令実行ということ。

 

 雪に混じって、降ってきた白い羽根。

 

「マスターよ。命令に応じ、来てやったぞ」

 

 遥か上空。雪雲を斬り裂き降臨した天使エンジェル。

彼は空中で静止し、同じ目線のキャスターを睨む。

 

「マスターよ。この女を倒せばいいのだな?」

 

 エンジェルは、キャスターをじっと睨む。四枚の白い翼を広げた彼は、肩をぽきぽきと鳴らした。

 それを見て、バングレイは「バリ」と鼻を鳴らした。

 

「どこにいたんだ? 世間はお前の話題で持ち切りだぜ?」

「何。少しウィザードと遊んでいただけだ。愚かな奴は、私を倒したと思っているのだろうがな」

 

 エンジェルは剣を持ちながら言った。

 バングレイは「そうかよ」と頷き。

 

「ああ! そいつからオーパーツを奪い取れ!」

「承知した」

 

 白い翼と黒い翼。

 二人の天使が、クリスマスの夜空で激突。

 

「さあ、こっちも狩りの続きといこうぜ!」

 

 そして地上では、宇宙人の狩人(バングレイ)がビースト、ブライへ攻め入った。
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