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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第23話 覚醒の勇真! 白銀の竜戦士、バオハックモン
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た。


超勇真「剣の形が変わった……!」

ハックモン「まるで、勇真の決意に応えてるみたいだな……」

超勇真「うん……この剣から暖かくて優しい力が、色んな人達の想いが込められているのを感じる……」


勇真が手にしている剣……実は響やなのは達の世界ーー新暦世界に存在する完全聖遺物の霊剣ーー『布都御魂剣(フツノミタマノツルギ)』(以降フツノミタマノツルギと呼称)で、翼のギアの元となる聖遺物『天羽々斬(アメノハバキリ)』と同じ、日本の神話時代から伝わるとされる『神代三剣(カミヨサンケン)』の内の1つである。

新暦世界では所在が掴めず、聖遺物の研究者達からは『失われた霊剣』と言われて来たが、フツノミタマノツルギは実際様々な次元世界を旅し、主と認めた純粋で穢れの無い心を持つ剣士達の様々な戦いや剣技、そしてその魂の輝きさえもその身に記憶して来た霊剣で、現在は勇真を主として認めて真の姿を現したのだ。

勇真はフツノミタマノツルギに込められた、歴代の主である剣士達の穢れなき魂の力を感じていた。

大空と夜天の炎、超死ぬ気モード、そしてフツノミタマノツルギと言う『力』を得た勇真は……


超勇真「僕はこの力と共に、ルナマリアお姉ちゃんを……ルナ姉ちゃんを守る!」


光り輝く刃を展開するフツノミタマノツルギを構えながらそう言い放つ。

勇真のその言葉を聞いたルナマリアは……


ーールナは俺が守る!ーー

ルナマリア「っ!///」


脳裏に『黒髪に赤い瞳をした少年』がイメージとして浮かび上がり、自身を守ると言う言葉が脳に響くのだった。


ルナマリア(な、何、今の……? 昔、誰かに守るって言われたような気が……駄目だ、思い出せない……って、何なのこの気持ち!? 何でこんな小さい子にドキドキしちゃってるの!?///)


ルナマリアは勇真に対してドキドキしていることに、顔を赤くして内心困惑していた。

一方、凛々しく頼もしくなった勇真を見たハックモンは……


ハックモン「勇真……フッ、そうだな。『漢』なら自分の大事なものは自分で守りたいよな……気に入ったぜ、その心意気! なら、俺達『2人』で戦うぞ!」


笑みを浮かべながら共に戦うことを勇真に告げた。


超勇真「ハックモン……ありがとう!♪」


勇真とハックモンの心が重なり合った……その時。


ドクンッ……!

超勇真「っ!」


勇真は何かが鼓動するような感覚を感じた。
 
その直後に、勇真のデジヴァイスから眩い光が放たれ、ハックモンの体が輝き始める。


超勇真「僕のデジヴァイスが、それにハックモンの体も……!」

ハックモン「感じる……俺の中に、新たな力が宿ろうとしている
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