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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第23話 覚醒の勇真! 白銀の竜戦士、バオハックモン
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今の攻撃は一体……?///」

ハックモン「! どうやら奴の仕業のようだ……!」

勇真・ルナマリア『え?』


ハックモンの指差す方に視線を向けると……


?「グオオオオッ!!」


異常に発達した右腕を持つ、単眼の竜人型デジモンの姿があった。


勇真「あのデジモンは……サイクロモン、成熟期・竜人型・ウィルス種。異常に発達した右腕を持つ単眼の竜人型デジモン。必殺技はあらゆる物を溶解してしまう超高熱の『ハイパーヒート』……あのサイクロモンってデジモンも、デビモンの……!」

ハックモン「ああ、デビモン配下のデジモンだ。まずいな、ムシャモンだけならまだ何とかなったが、成熟期2体を同時に相手にするには……!」


並の成長期より強いハックモンと言えど、勇真とルナマリアを守りつつ、成熟期のムシャモンとサイクロモンの2体を同時に相手にするのは厳しい状況で、ハックモンがどうするかと頭を悩ませていると……


勇真「それなら……こっちも『2vs2』で戦おう、ハックモン」

ハックモン「っ! 勇真、お前まさか……!」

勇真「僕も戦う! ハックモンと一緒に!」


剣を構え、覚悟を決めた表情で勇真は戦う決意をする。


ハックモン「む、無茶だ! ムシャモンもサイクロモンもさっきのイビルモンのように勇真が蹴散らせるような相手じゃないんだぞ! もし勇真の身に何かあったら、俺は……!」

勇真「うん、わかってる……僕は弱いし、死ぬのは勿論、目の前のデジモンと戦うのは怖いよ……でも! 僕だって、ハックモンやルナマリアお姉ちゃん達……記憶も、自分が何者かわからない僕に優しく接してくれる友達や仲間を守りたい!」


勇真が自身の想い……彼自身の『覚悟』を口にしたその時。


ボウッ!!

勇真「っ!」

ハックモン「勇真のリングに橙色と白銀色の炎が!」


勇真の右手の中指にあるリングに橙色と白銀色の2つの炎ーー大空の炎と夜天の炎が灯される。

さらには……


ボウッ!!

勇真→超勇真「これは……!」

ルナマリア「勇真の額に炎が、それに瞳の色も……!」

ハックモン「まさか、ツナや炎真と同じ超死ぬ気モードって奴なのか!?」


勇真の額に大空と夜天の炎が重なる形で灯され、赤い瞳も右目が橙色、左目が空色に近い白銀色の瞳へと変化し、ツナや炎真と同じ超死ぬ気モードになるのだった。

だが、変化はそれだけで終わりではなかった。

勇真の右手に持つ刃が潰れている古びた金属製の剣が輝いたと同時に形を変えて行き、サイズは変化前より短めではあるが、光沢がある程磨き上げられた赤い金属製の剣へと変わり、その刀身からは大空と夜天の炎で形成された光の刃が展開されてい
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