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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十九話〜公開意見陳述会(中編)
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るよりも今は皆と合流する方が優先だ。
「なんだよ、だらしねえやつらだな」
「不平を言うな、ランサー。さっさと合流地点に向かうぞ」
「そうだな」
足に強化をかけ、走る。
5分もすると合流地点に到達した。
side なのは
ロータリーに着いたとき、
「高町一尉!」
シスターシャッハが後ろから追いかけてきた。
「シスター、どうしてここに?会議室にいたんじゃあ……」
「会議室の扉は有志の手で開けられました。それで、私もお二人を追って……」
「はやてちゃん達は?」
会議室が空いたのなら出てくるはずだが……
「会議室に残り、現場の方に状況とガジェットについての説明をしています」
丁度その時、
「なのはさん!」
スバルたちがやってきた。
だが、
「ランスと士郎は?」
フェイトちゃんの問いかけに、
「先ほど戦闘機人と遭遇しまして、その足止めをして下さっています。その間にこれを渡すように頼まれました」
そういってティアナが差し出したのは私達のデバイス。
「ありがとう」
それぞれ自分のデバイスを受け取り、
「八神部隊長と騎士シグナムには私がお届けします」
「お願いします」
そのタイミングで
「よお、待たせちまったな」
士郎君とランス君がこちらに来た。
「あの二人はどうなりましたか?」
ティアナが問う。
「逃げちまったよ。俺はそいつらの迎撃に出るつもりだ」
「ここまで大規模に攻めてきている。外にも仲間がいるだろう。私はそちらを叩く」
交戦した相手の特徴について二人に聞こうとしたとき、
「ギン姉!?」
突然大きな声を出すスバル。
「どうしたよ?」
「ギン姉と通信がつながらないんです!」
「何だと?ロングアーチ、こちらスターズ5」
「スターズ5、こちらロングアーチ。現在、ガジェットとアンノウンによる襲撃を受けています!持ちこたえてはいますが……」
これはまずいね……
「二手に分かれよう。スターズがギンガの安否確認と敵対戦力の撃墜。ライトニングは六課に戻るよ!」
「「「「はい!」」」」
「シスターシャッハ、上のみんなをお願いします」
「この身にかけて!」
それぞれ移動を開始しようとした時、
「シスター、部隊長に伝えてくれねぇか?」
真面目な顔で話すランス君。
「何でしょう?」
「万が一の時は使え。これだけ言えば伝わるはずだ」
「わかりました。お任せください!」
話は終わったようだ。
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