暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:14 強敵達
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ールを倒し、後続の敵を迎撃している間、一方でラフレシアンと対峙しているマリノとシナモン。

「えーいっ!!」

杖で殴りかかるラフレシアン。

それをマリノは自慢のスピードでそれをかわしながらタイミングを窺っていた。

「ああもう!ちょこまかと動かないでよ!!」

「冗談!あんたの攻撃を素直に喰らうわけないだろ!」

ラフレシアンは見た目は細身の女性型レプリロイドだが、パワーは相当な物であり、軽量の人型のマリノが受ければ相当なダメージになるのだ。

しかもラフレシアンは戦闘を繰り返す度に基礎性能を向上させることが出来るため、攻め時を間違えれば返り討ちにされるだろう。

しかし沸点が低いラフレシアンはすぐにマリノの攻撃のチャンスを与えた。

「ぬうう…頭来た!みんな吹っ飛んじゃえ!!サンバースト!!」

スカートのようなアーマーから拡散レーザーを上空へ放った。

しかし完全に動きが止まっているのをマリノは見逃さない。

「今だ!!ハイパーモード・クイックシルバー!!」

レーザーをかわしながらビームチャクラムを構えて突撃し、50秒間ラフレシアンを滅多打ちにする。

「ちょっ!痛い痛い痛い!!」

「(さっさと倒れな!これで倒せなかったらかなりやばいんだからさ!!)」

クイックシルバーは強力なハイパーモードだが、制限時間が極端に短いため、マリノは何とかクイックシルバーが持続する時間内にラフレシアンを倒さねばならない。

しかしその焦りがマリノの技の鋭さを鈍らせ、ラフレシアンがハイパーモード解除まで耐える原因となってしまう。

「よくもやってくれたわね!!」

「やばっ!?」

怒りが頂点に達したラフレシアンは性能向上と共に杖でマリノに殴りかかった。

「マリノさん!」

咄嗟にハイパーモードを発動しながら間に入りながらバリアを張ったシナモンだが、殴られた衝撃でシナモンはいくらか後退した。

アイアンメイデンを発動したシナモンの防御力はメンバー最高にも関わらずこの威力。

マリノが受けていたらただでは済まなかっただろう。

「こんのっ!退きなさいよっ!!」

邪魔されたことで更にラフレシアンは激怒し、シナモンを杖で滅多打ちにする。

ハイパーモードで防御力は底上げされていてもシナモンにダメージは確実に蓄積されていく。

「シナモン!」

このままではシナモンがやられると思ったマリノが加勢しようとした時、足に何かが当たった。

足元を見ると1つのアイテムがあった。

それはハイパーモードのエネルギーを回復するゲインHYPERであり、1人1つだけ支給されているアイテムだ。

あまりにも貴重故に使い所を考えなければならないが、これを使えば逆転
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