暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:14 強敵達
[3/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
を動かしたことで、凄まじい威力を秘めた一撃を回避した。

「ほう…避けたか…」

「…出来るな」

ゼロは先程の一撃を放ったのは9本の尻尾を持った九尾の狐型レプリロイドだ。

「こいつ、リベリオン幹部なの?」

「我はリベリオンではない。我の願いとイプシロンの理想が合致したに過ぎん。超フォースメタルの力で高性能なレプリロイドが増えれば我が拳を満足させる敵が現れるかもしれんと思ったが…」

ゼロを見遣り、不敵な笑みを浮かべるナインテイルズ。

ゼロはソウルセイバーを構え、直ぐにナインテイルズの動きに対応出来るようにする。

「……………」

「伝説のイレギュラーハンター、ふふ…イレギュラーハンターの最強格とこんな場所で戦えるとは我も思わなかった…我の相手として不足はない!!」

ナインテイルズが凄まじい気を纏いながら構える。

「エックス…ルイン…こいつは俺に任せておけ。お前達はイプシロンを!!ハイパーモード・ブラックゼロ!!」

ただ者ではないことはナインテイルズの放つ闘気で分かっているため、すぐにハイパーモードを発動してナインテイルズに斬りかかるゼロ。

「阿修羅閃空!!」

ナインテイルズはゼロの斬?を流れるような動きで回避すると、反撃の拳を構える。

「そうはさせないよ!!」

アクセルがナインテイルズの動きを妨害するためにオートバレットを抜いて乱射することでゼロへの反撃を阻止する。

「ぬうっ!?」

「零式烈斬!!」

その隙を逃さないゼロの攻撃を受け、ナインテイルズの胸に裂傷を刻む。

「行け、エックス、ルイン。」

「し、しかし…」

「いいからここは任せて先に行って!ゼロは僕がサポートするからさ!!」

「みんな……うん、ありがとう!!」

エックスとルインは仲間達のおかげでほとんど消耗せずにイプシロンのいる玉座の間に向かうことが出来た。

場所は戻ってダックビルモールと戦っているマッシモは互いに睨み合っていた。

「今の一撃はガツーンときたぜ〜…なら、俺様も本気で行くぞ!ドメガファイア!!」

「っ!?」

あまりのことにマッシモは目を見開いた。

何故ならダックビルモールは何をトチ狂ったのか、自分にエレメントボム・ドメガファイアを炸裂させたのだ。

「こ、ここまでイカレた奴だとは…」

自爆をするとはある意味とんでもない奴だとマッシモがジェットギロチンを下ろした瞬間であった。

「火炎エネルギーチャージ!!」

「何っ!?」

爆炎からダックビルモールが飛び出してきた。

全身から炎を纏って飛び出してくる姿は不死鳥を彷彿とさせ、カモノハシ型レプリロイドでなければ完全に不死鳥に見えただろう。


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ