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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十八話〜公開意見陳述会(前編)
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side ウーノ
「妹たちは全員配置につき、ドローンの待機も完了しました」
「ゼスト殿とアギト、お嬢様も所定の位置に着かれた」
「あとはゴーサインを待つだけですぅ〜」
ここまでは順調……
「く、くくくくくく」
ドクターは笑いをこらえているのだが、全くこらえきれていない。そんなに楽しみなのですね。
「楽しそうですね」
「ああ、楽しいさ。この手で歴史を変えるんだ。研究者として、技術者として、これ以上のことはあるまい?そうだろう?ウーノ」
私はドクターの望みのために動いてきた。その始まりなのだから心が躍る。
「さあ、始めよう!!」
「はい」
ここから始まる、私たちの歴史のために。
side クアットロ
お姉さまからのゴーサイン。ミッション開始の合図だ。
「さあ、始めましょう!」
まず手始めに通信システムを乗っ取る。
「クアットロさんのISシルバーカーテン。電子が織りなす嘘と幻。銀幕芝居をお楽しみあれ!!」
しかし、この間の矢、食らったのが後衛の私とディエチちゃんでよかった。あの時の傷は未だにふさがっていない。掠っただけだというのに。でも、いかに強力であろうと、今回ばかりは無力!さあ、私たちの掌の上で踊りなさい!
さて、あとは障壁強度を下げに行ったチンクちゃんが成功すれば……
「クアットロ、こちらチンク。システムにダメージを与えた。じきに強度は下がる」
「はぁ〜い、ごくろうさま」
では、
「ルーお嬢様〜お願いしま〜す」
「うん。遠隔召喚、開始」
さて、仕上げに……
「魔導士の無力化、いきますよ〜」
この日のために過剰量作成したガジェットが役立つときね。
side 士郎
「来たか!」
「そうみてえだなぁ!」
「おいおい、なんだよこのAMF濃度は!」
本部内のAMF濃度が濃すぎて通信がまったく通らない。
状況が分からんのはまずい。だが、アレならば通るはずだ!
side はやて
超高濃度のAMFにより、内部システムがダウンし、私たちは閉じ込められてしまった。
「通信も通りませんし、魔力結合に至っては全くできません」
「やられた……」
そんな時、脳に違和感があった。
(き……るか、マ…ター!)
今まで感じたことのない違和感とともに、部下にして契約相手の声が聞こえた。
(士郎か!?どうして通信が……)
(そ……ついては……だ!な…ぶのじょう……は?)
だが、何かに突っかかったようでうまく聞き取れない。
(よく聞
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