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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十八話〜公開意見陳述会(前編)
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た。
(だからと言ってサボるのは関心せんな)
(おい、二人で何話してんだよ?)
(ヴィータか)
(私たちもいるで)
(私たちもね)
(マスターになのはか、何か用が?)
(用があるのはあたしだ)
ヴィータがか。おおよそ何が言いたいのかはわかるが。
(今回何かが起きるとして、クーデターの可能性はほぼねえんだろ?で、襲撃してくるとしたらスカリエッティ一味……なんで地上本部を襲うなんてハイリスクなことするんだ?)
(大方、新開発の兵器でも売り込みてえんだろうよ。地上本部の警備を敗れるようなものだったら欲しがる奴なんていくらでも出てくるだろうしな)
(でもよ、売り込み目的ならそんな危険を冒す必要なくねえか?)
(そうだな。だがスカリエッティはマッドサイエンティスト。自身の研究がどこまで通用するかを試す意味合いが強いだろうな)
(それでもそこまでやるのか?……わっかんねえな〜)
(まあ、私たちには信頼できる上司がいる。その指示の通りに動くことを考えよう)
(ついでだから確認しておこう。マスター、緊急時における宝具の使用は?)
(攻撃系の宝具はさらなる混乱を招くことになると思う。せやから盾とかみたいな防御系統だけにしてな。まあ地下とかなら別に使っても構わへんけど)
(そうかい。じゃあ俺の出番は少なそうだな)
そんなこともあったが、何事もなく時間は過ぎて行った。
side ヴィータ
「陳述会が始まってもう四時間……そろそろ中の方も終わりね」
「最後まで気を抜かずに頑張ろー!」
「そう言えばギンガはどうしたですか?」
「報告だ。北エントランスに行ったぜ」
フォワードたちと違ってランスと衛宮は時間が経つにつれて警戒レベルを上げてる……時間的にも仕掛けてくるとしたらそろそろだろうしな。
side ゼスト
「奴らの尻馬に乗るのは気が引けるんだよなぁ……」
「だが、それですべて解決するならばそれに越したことはない」
「まあね」
地上本部から遠く離れた空でアギトと共にスカリエッティからもらった陳述会の内部映像を見る。
「にしても、ルールー大丈夫かなぁ…?」
「心配ならばルーテシアの方に行ってやれ」
「今回は旦那の方が心配だよ!なんだかんだ言ってもルールーは虫たちとガリューがいる。けど旦那は一人だろ?」
私などの為ににそこまでする必要はないのだがな……
「旦那の目的ってこのひげおやじだっけ?」
「ああ」
レジアス………
「そこまではアタシが付いていく。旦那の事、守ってやるよ」
「好きにしろ。お前の自由だ」
「ああ。そうさせてもらうよ。なんたって旦那はアタシの恩人だからな!」
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