第四百五十九話 一つになってその五
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「それとあんた訓練の時気をつけなさいよ」
「っていうと巻き込まれたりしたら」
「大怪我じゃ済まないわよ」
「死にますか」
「あんたでもそうなりかねないわよ」
「自分の身は自分で守れってことだ」
ヤミは煙草を口に述べた。
「要するにな」
「そういうことですか」
「ああ、だからな」
それでというのだ。
「死にたくなかったら訓練の時は周りに気をつけろ」
「巻き込まれない様に」
「訓練の時点で洒落になってねえからな」
「そこまでなんですか」
「月をを落とす人もいますから」
めぐるが話した。
「ですから」
「月ってあの月かよ」
「はい、ですから」
「そりゃやばいな」
「ちなみにそれは私で」
土御門静が言ってきた。
「必要とあれば」
「そこまで出来るんですか」
「はい、必要なら」
「そうですか、気をつけます」
「そうして下さい」
「サポートでも気を付けるのですよ」
エレンは智樹に笑顔で話した。
「智樹も」
「そうします、そして触ってもですね」
「死にますから」
エレンもこのことを言った。
「注意して下さい」
「わかりました」
「見るだけならいい」
こう言ったのはリーベルトだった。
「それはな」
「じゃあそこで我慢します」
「そう言っておく」
「触ったらチンポもぐわよ」
鈴鹿の言葉も本気のものだった。
「だからわかったわね」
「もうその言葉だけでわかります」
「本当に見るだけにしておくことよ」
「まあ見るだけならただだ」
幸一の言葉には不敵な笑みがあった。
「思う存分そうしろ」
「その言葉が真理ですね」
「そうだ」
まさにというのだ。
「そのことは言っておく」
「そういうことで」
「俺も触るのは恭子だけだ」
「いや、触るんですか」
「さもないとダイミダラーが動かないからな」
「幸一さんが乗るロボットがですか」
「だからだ、しかし他の人を触るとな」
その時はというと。
「冗談抜きに殺されるぞ」
「本当に殺されますよね」
「一度な」
「というか幸一君も十分酷いですよね」
「いつも視線を感じるぞ」
エクレールとリコッタも言う。
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