暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:13 スカーフェイス
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
る。

「イプシロンと戦うには消耗した状態で挑むなんて自殺行為だからだよ。だから最低でも2人…万全の状態でイプシロンの所に送っていくんだよ。エックスとルインなら遠近両方で戦えるだろ」

「なるほど、他の敵は俺達が相手をしろと言うことか…」

「エックスとルインが怒りそうな作戦だよね」

ルナの考えを理解したゼロ。

アクセルもこの作戦を本人達が聞けば必ず怒りそうだと容易に予想出来た。

「そういうわけだから、何とか2人…出来れば3人がいいんだけど頼むな」

【了解】

全員はルナにそう返すと、エックスとルインを追うように転送装置に乗り込んで転送される。

そして一足先にグレイブ遺跡基地に来ていたエックスとルインが振り返った。

「みんなが来たよエックス」

「ああ、遅かったな?」

「すまん、ルナに呼び止められてな」

「意外と心配性なんだねあの娘。まあ、最後の戦いになるんだから無理ないけどさ」

エックスの疑問にゼロとマリノがそれらしい答えを返していた。

仲間思いのルナのことを考えれば信じられるようで、2人は何も言わなかった。

「まあ、エックスや僕らはともかくルインが心配になるのは分かるけどさ」

「ちょっとアクセル?それはどういうことかな?」

「心当たりがないとは言わせないよ?」

「うぐぐ…まさかアクセルに言われる日が来るなんて…!」

「ルインさん、無茶は駄目ですよ?」

「はうう…」

アクセルとルイン、シナモンの会話にゼロは呆れた。

「やれやれ、最後の戦いの前だと言うのに緊張感のない奴らだ。」

「いや、最後の戦いを前にしてここまで自然体でいられるなら寧ろ頼もしく思えるよ」

「そうだね、っと…みんな、気を引き締めな。お客さんだよ!!」

振り返ると警備用のプレオン達が迫ってきた。

しかし、それらはゼロ達の敵ではなくマッシモが大型のビームサイズを構えて横薙ぎして両断した。

「マッシモ、それ新しい武器!?」

「ああ、ルナが用意してくれたジェットギロチンだ!!」

「やるねえ、それじゃあ私達もやるよ!!」

アクセルがマッシモの新装備に驚き、それにマリノも続くようにビームチャクラムを構えて攻撃する。

シナモンもゼロもアクセルもそれぞれの武器を構えて攻撃し、目の前にいたプレオンは全滅した。

「カスタマイズしてくれていたのは知っていたが、ここまでの仕上がりだとはな」

「うん、これならどんなに強力なプレオンが出てきても対抗出来そうだよ。」

スカーフェイスの襲撃の時は披露出来なかったが、ルナが近付いている決戦のために装備を新造したり、カスタマイズしてくれたりしていたので、プレオン程度なら楽に破壊出来
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ