暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:12 FM集積プラント
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ックが吹き飛ぶ。

「ボールみたいに飛んでいきます…」

「まあ、見た目がボールみたいな奴だからね…とにかく行くよシナモン!!」

ビームチャクラムを構えるマリノとにゃんこグローブを装備したシナモンも偽ボロックに向かうのだった。

アクセル達が偽ボロック達の相手をしている時、エックス達は本物のボロックにようやく追いついた。

「きょ〜っほっほっほ!!」

再び複数のQビットを召喚して偽ボロックを造り出し、本物のボロックは奥に逃走した。

「ああっ!?待てっ!!」

「ボロック様の邪魔はさせないぞ〜」

「きゃあ!?お、重い…!!」

偽ボロックがボロックを追い掛けようとしたルインにのし掛かり、ルインが苦しげに呻く。

見た目に見合う重量だった。

「零式突破!!」

「ぼぎょおっ!?」

ゼロが繰り出した強烈な突きによって偽ボロックが吹き飛ばされた。

「あ、ありがとうゼロ!!」

「礼は良い、それよりも構えろ!!」

「くそっ!1体1体の耐久力が高い…!間に合うか!?」

何とか1体ずつ撃破していくエックス達だが、焦りが募るばかりであった。

そしてエックス達が偽ボロック達の足止めを喰らっている最中、ボロックはミサイルの弾頭を開いていた。

「きょ〜っほっほっほ!!やった!遂にやったぞ!きょ〜っほっほっほ!!」

弾頭に収められていた超フォースメタルは通常のフォースメタルくらいのサイズだ。

しかし、指で摘まめるくらいの大きさで通常のフォースメタルの1万倍のエネルギーを秘めていたことから、この超フォースメタルがどれ程凄まじいエネルギーを秘めているか分かると言うものだ。

「これだけの超フォースがあれがエックス達はおろか、イプシロン以上の力を得ることが出来る。イプシロンめ、何がリベリオンだ!何が全レプリロイドの理想だ!そんな絵空事が何になる!?裏切っても、奪っても、最後に力を手にした者が勝つのだ!!きょ〜っほっほっほ!!」

ボロックがイプシロンに対しての嘲笑を終え、超フォースメタルを手にしようとした瞬間だった。

「その通りだ。良いこと言うなあんた」

「きょ!?お、おお前は…!!」

目の前にいるレプリロイドの姿を見て、ボロックは腰を抜かしてしまう。

「超フォースメタルはあんた…貴様には過ぎた力だ」

次の瞬間、ボロックの首が胴から離れていた。

レプリロイドはボロックの死骸を蹴飛ばした後に超フォースメタルを回収して姿を消した。

そして偽ボロック達を蹴散らしてアクセル達と合流して弾頭の元に辿り着いたエックス達だったが、そこで予想外の物を発見する。

「死んでる…」

ボロックの死骸を見遣りながらゼロが呟く。

「超フ
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