暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:12 FM集積プラント
[4/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
「ねえ、ミサイルが爆発したらどうなるの?」
超フォースメタルを搭載したミサイルに驚愕するゼロ。
即座にルインがもしこのミサイルが爆発したらどうなるかを尋ねる。
『超フォースメタルのエネルギーが爆発の瞬間に一気に解放されて、少なくても北半球一帯のレプリロイドに影響が出るだろうな。フォースメタルのジャミングの影響でイレギュラーの大量発生だぜ』
「イレギュラーの大量発生!?」
ルナの言葉に驚愕するアクセル。
『みんな、何とか超フォースメタルをミサイルの弾頭から取り外してくれ!ルインのレーダーなら最短ルートで辿り着けるはずだ!!』
「任せて!!」
ルインがレーダーの出力を最大まで引き上げ、ここからミサイル弾頭調整室までの最短ルートを導き出し、エックス達が通路を駆け抜けようとした瞬間である。
「…あれ?」
「どうしたんだルイン?」
急に立ち止まったルインにエックスが不思議そうに見つめる。
「今、レーダーが微弱なエネルギーを感知したんだ。近くにある…」
「そんな物放っておけ。今はミサイル発射の阻止を優先すべきだ」
今は一刻を争う時なので、そんなことに気を回しておく余裕はないとゼロが一蹴する。
「で、でも…もしかしたら怪我をされてるかも…」
シナモンからすれば怪我人かもしれないので、無視して向かうのは気が引けるらしい。
「でも、そっちに向かっている間にも、ミサイルが発射されるかもしれないし…仕方ない、シナモン。僕も行くよ、エックス達はミサイルをお願い」
「ああ、待ちな。私も行くよ」
「マリノさんも行くのなら俺も行こう。バランスを考えればこれが一番良い組み合わせのはずだ」
「分かった。そっちも気をつけてくれ!!」
ミサイル弾頭調整室に向かって走り出すエックス達。
そして微弱なエネルギー反応に向かって走り出すアクセル達が辿り着いた場所は意外な場所だった。
「ここは…メンテナンスルーム?」
扉を開くと、メンテナンスベッド等の医療設備があることからメンテナンスルームだと判断したアクセル。
「ここか?微弱なエネルギー反応があったのは……」
「あ、あれは!?」
「フェラム!?」
メンテナンスベッドの横に倒れているフェラムだが、ボディに風穴が開いてそこから火花が出ている。
「おかしいな。僕達から受けたダメージにしてはダメージが大きすぎる」
「大変です、手当てしないと!」
「え?ちょ、本気?こいつ敵なんだけど…」
「怪我人に敵も味方もありません!」
「う、わ、分かったよ。」
シナモンの迫力に圧倒されたアクセルはフェラムの治療を認め、シナモンのエンジェリックエイドによってフェラムの傷が
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ