暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:11 ボロック
[3/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
」
「超フォースメタル!?」
ボロックの取り出した超フォースメタルを見た瞬間、エックス達の表情に焦りが浮かぶ。
ボロックの指の一摘まみ分くらいしかない大きさだが、超フォースメタルの脅威はシャドウとエンシェンタスで良く理解している。
「そうでーす。たったこれっぽっちの超フォースメタルですが…カチッとな」
早速とばかりにボロックが自身の拡張スロットに超フォースメタルを差し込むと、ボロックのエネルギーが急上昇する。
「きょ〜っほっほっほ!御覧下さいこのパワー!きょ〜っほっほっほ!それではこのパワーで皆様方をボコボコにして差し上げますね!出でよQビット!!」
天使を思わせるビットを召喚するボロック。
「ふざけないで!返り討ちにしてやるんだから!!」
ルインが先手必勝と言わんばかりにZXセイバーを構えてボロックに突撃する。
「きょほほほ…バトルラプソディ♪」
ボロックの歌が音叉によって強力な衝撃波となってセイバーを弾いた。
「嘘!?」
「ならばこれならどうだ!!」
ソウルセイバーによる回転斬りをお見舞いするゼロ。
衝撃波を無視してボロックに手痛い一撃を与える。
「ぐほおあ!?さ、流石は伝説のイレギュラーハンター…や、やりますえ…しかあし!!」
「くっ!!」
咄嗟にソウルセイバーを構えて防御体勢を取ったゼロだが、ボロックが再び衝撃波を放ってゼロをいくらか後退させる。
かわそうとしても衝撃波の元が歌声だから確実に喰らってしまう。
「きょ〜っほっほっほ。ん?」
「そらそらそら!!」
「えーい!!」
油断していたボロックにマリノとシナモンの同時攻撃が炸裂する。
「ぐへええ!!な、何ですかその猫の前足をデフォルメしたようなファンシー過ぎるヘンテコな武器は…思わず唖然となってしまいました…」
「だろうな…」
にゃんこグローブのあまりの場違いすぎる見た目に誰もが初めて見ると唖然となってしまうだろう。
初見では大した武器ではないと思い、油断する敵が多く、もしルナがそこまで計算していたとしたら凄い。
「追撃行くよ。変身、シルバー・ホーンド!!それっ!!」
ホーンドに変身したアクセルは大きくジャンプして絶対零度の冷気の波をボロックに喰らわせる。
ジェントラー同様に炎属性のボロックには効果は抜群だった。
「ぎょわあああああ!!?ぐぐぐ…こうなったら私の最大の技を見せて差し上げましょう!私の美声に酔いしれるがいい!!」
ボロックは超フォースメタルのエネルギーを全開にすると、Qビットと共に歌い始めた。
予想外の行動に全員が気を抜いた瞬間であった。
「あ、あれ?」
急に足から力が抜け、ルイ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ