暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:10 フェラム
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ステルスモードを発動する。

発動中は光学迷彩で姿を消し、攻撃性能も飛躍的に上昇するのだが…。

「そこよ!テラブリザード!!」

「がっ!?」

テラブリザードをまともに喰らい、地面に墜落するアクセル。

「アクセル!?大丈夫!?」

「ふふ、馬鹿ね。こんな砂嵐が吹き荒れる場所で光学迷彩を使ってもバレるに決まっているじゃない」

「っ…しまった…」

頭に血が上り、こんな初歩的なミスをしてしまった。

「私を相手によく頑張ったわ坊や達。今からエックス達の後を追わせてあげる」

「…ふざけないで…私達は死ねない…スパイダーの想いに応えるためにも!こうなったら真の力を見せてあげる。後悔しないでよね!!OXアーマー起動!!」

最強のアーマーであるOXアーマーを解放し、ルインはアルティメットセイバーを構える。

「へえ、何かと思えば空も飛べないアーマーなんてね。それで私を倒せると…!?」

次の瞬間、ルインの姿が掻き消え、フェラムは悪寒を感じて上昇すると先程まで自分がいた場所にルインがセイバーを横薙ぎしていた。

もし少しでも反応が遅れていたらフェラムは真っ二つに両断されていただろう。

「どうしたの?顔が恐怖で引き攣ってるよ」

「舐めるんじゃないよ!」

電磁ウィップを振るってもOXアーマーで五感も機動力も上昇しているルインには掠りもせず、不意のテラブリザードにも対応されてしまった。

「ふふ、余裕が無くなってきたね。地獄行きはどうやら君のようだよ?」

「少しくらいのパワーアップで調子に乗るんじゃないよ!こっちには超フォースメタルの力があるんだ!」

「それじゃあ、そのガラクタの力と私の力のどっちが上か確かめてみようか」

更にスピードを上げてフェラムに斬りかかるルインにフェラムは防戦一方となる。

「くっ!どこまでスピードが上がるんだ…!あんたは底無しなの!?」

「さあどうだろう?それよりも私ばかりに目を向けていて良いのかな」

「何…?ぐあっ!?」

何もない空間からの銃撃を翼にまともに受けたフェラムは体勢を崩して地面に叩き付けられる。

「ふう、意外にバレないように調整するのは疲れるね」

「何だって…!?こんな短時間でこの砂嵐に対応したって言うのかい!?」

「そう言うことだよ!!さあ、たっぷりと喰らいなよ!!」

ステルス時の攻撃力アップを活かしてフェラムにオートバレットでの連射を浴びせる。

「きゃああああっ!!」

防御力が低いフェラムにはかなり効果絶大で、相当なダメージを負ったようだ。

「とどめっ!!乱舞!!」

一瞬で間合いを詰めると、全エネルギーを解放して超速の連続斬りを浴びせ、最後はジャンプしながらの
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