暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:9 阿修羅
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モニタールームに集まったスパイダー以外のメンバー。

エックス達はモニターを見つめていた。

「通信、入ります。リディプス大佐です」

「繋げてくれ」

少しの間を置いて、リディプスの姿がモニターに映る。

『聞こえるかエックス?ルインは?ルインはどうだった?』

「ルインは生きていました。合流して今は一緒に。」

「ご心配をおかけしました」

『そうか…では、お前達に調べて欲しい場所がある……』

エックス達にリディプスが指示を出そうとした途端に音声にノイズが入り始めた。

『…らしい情報が入った。リベリオンの…重要施設…これを見てくれ』

モニターからリディプスの姿が消え、代わりにモニターに坑道のような物が映る。

『リベリオン…の…秘密研究所だ…奴ら…ここ…何か重大な…研究…』

モニターのノイズが酷くなり、とうとう映像どころか音声も聞こえなくなってしまった。

「モニターが映らねえ…どれだけ電波障害が酷いんだか…」

早速少しでも通信出来るようにと通信機器の調整を始めるルナに、アルはモニターに映った坑道を調べるようにナナに指示を出す。

「ナナ…あの建物の位置を割り出せるか?」

「はい、多少時間はかかりますが」

「ああ、頼む」

「エックス達は位置の割り出しが終わるまでの間、買い物にでも行ってきたらどうだ?今なら新しいアイテムも売ってるかもだし」

調整しながらルナがエックスとルインに買い物を提案する。

「そうだね、エックス…エアシティに行こうよ。何か情報が手に入るかも」

「そうだな…行こうかルイン」

エックスはルインと一緒にモニタールームを後にした。

ルインを伴ってエアシティに向かうためにエアバス乗り場に向かおうとするエックス。

「ん?」

向こうで一瞬だけだが奇妙な光が見えた。

「どうしたのエックス?」

「あ、さっき、そこに光が…」

「光…?」

ルインが不思議そうにエックスの目線を辿るとスパイダーの姿があった。

「あそこにいるのスパイダーだよエックス?」

首を傾げるルインだが、2人の視線に気付いたスパイダーもこちらを振り返る。

「よう、お2人さん。どうかしたかい?」

「あ、ああ。さっき、リディプス大佐から連絡があって」

「リベリオンの秘密研究所らしき物を発見したんだって、今はナナが場所を割り出している最中」

「なるほど、リベリオンの秘密研究所ね…俺も是非連れて行って欲しいね」

「ただ働きは嫌じゃなかったのか?」

エックスにしては珍しくからかうように言う。

何だかんだでエックスもギガンティスの仲間と打ち解け合えているのだろう。

「リベリオンの奴らが何
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