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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:9 阿修羅
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しようとしているのか気になるんだよ。奴らのくそったれな理想とやらにさ…」
「そうだね…イプシロンは一体何を企んでいるのか………今考えても仕方ないね。買い物はまた今度にしよう」
「ああ」
「悪いねえ、デートの邪魔しちまって」
「スパイダー…」
赤面しながら睨んでくるエックスをスパイダーは笑いながらこの場を去る。
モニタールームに戻ると、やはり電波障害の影響はどうにも出来なかったのか、ルナは工具を取り出してアクセルのオートバレットを弄っていた。
特にギガンティスで入手したオートバレットに興味津々のようだ。
「ふーん、威力よりも手数重視の銃なのか…小回りの利くガトリングみてえで面白いな…でもこれだともうちょい安くても良い気もする…いくらだったんだこれ?」
「75000ゼニー…」
「ぼったくられたなー…」
「やっぱりね…ははは…」
ルナから見てもう少し安くても良さそうだと見たようで、それを聞いたアクセルは乾いた笑いをした。
「アクセル、それはよそ者なら誰でも通る道だ」
「エックスもぼったくられたの?」
「…ちょっとな」
セントラルタワーに初めて訪れたあの時は余裕がなかったが、今では少し高いのではないかと思ったのである。
「画像解析出来ました。この建物があるのは恐らく…」
エックス達の会話に苦笑しながらモニターに先ほどの画像の坑道がある建物が映し出される。
「ギガンティス南西、エアーズバレー周辺です!」
「ふうむ…規模からして、相当に大掛かりな研究をしておるようじゃな」
「リベリオンの秘密研究所なんだから……やっぱりそれなりに守りが固いだろうね。」
「だが、危険な分、得られる物も多いはずだ。」
「ああ、だが大勢で行くのは危険だ。最初は少人数で向かった方がいい…アクセル、シナモン…一緒に来てくれるか?」
エックスが最初に潜入するメンバーとして選んだのはアクセルとシナモンだ。
アクセルは多用は禁じられているが、コピー能力を持つために潜入捜査を誰よりも得意としている。
シナモンはガウディルの娘なので機械関連に強く、後方支援も出来るし例のグローブも使えるのでかなり頼りになるだろう。
「それじゃあ俺も連れて行ってくれるかい?俺もこういうのにうってつけだと思うがね」
「確かに…分かった」
スパイダーもアクセル同様、光学迷彩を使えるために確かに潜入捜査に向いているだろう。
エックス、アクセル、シナモン、スパイダーの4人が転送システムに乗り込んでギミアラ採掘場に向かう。
そして転送システムから出ると、ギミアラ採掘場の入り口に立つ。
「ここにリベリオンの秘密研究所があるんですよね?」
「そう
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