暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:8 ルインとアクセル
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モニタールームでリディプスと通信をするためにエックス達が集まっていた。

ガウディルが通信機のブーストを上げればリディプスとの通信が可能になるかもしれないと言うので、早速頼んでみたのだ。

「通信機のブーストを上げてみたぞ。これで、通信妨害もちょっとはマシになるはずじゃ」

「ナナ、頼む」

早速試してみようと、リディプスとの通信を繋ぐようにナナに指示する。

「接続しました。エックスどうぞ」

「……大佐、リディプス大佐。聞こえますか?」

ナナに促されたエックスが呼び掛けると、少しの間を置いてリディプスの姿がモニターに映る。

『エックス、ゼロ。無事か?』

「はい。仲間も増え、ギガンティス付近にいたルナと合流でき、リベリオンに対抗する戦力も整いつつあります。」

『そうか、こちらにも良い報せがある。ギガンティスA6ポイントで、ルインらしき反応をキャッチした』

ルインの名前が出てきたことにエックスとゼロ、ルナとソニアが目を見開いた。

「ルイン!?ルインが生きていたんですか!?」

「あいつ…やはり生きていたか…」

「ほらな、あいつがそう簡単に死ぬわけねえだろ」

[お母さんが生きてるんだ!!]

それぞれが喜色を浮かべてルインの生存を喜ぶ。

『A6ポイントで…一瞬…ルイン…確かだ…』

徐々にモニターにノイズが走り、音声も聞こえなくなる。

[お父さん!早くお母さんに会いに行こうよ!ねえってば!!]

「わ、分かった。分かったから落ち着いてくれ」

エックスも今すぐにでも向かいたいくらいだったが、興奮したソニアの姿に冷静さを取り戻した。

「おいおい、何の騒ぎだこりゃあ?」

ソニアの大声を聞き付けたのか、スパイダーが不思議そうな表情を浮かべて入ってきた。

「スパイダー、お前は今までどこにいた?」

「俺はその辺にいたぜ?そんなことより何かあったのか?」

ゼロの問いにスパイダーは軽く答えると、スパイダーも何があったのかを尋ねる。

「ああ、ルインが…ルインが生きているかもしれないんだ!」

「それにしてもエックス、ゼロと同じS級のイレギュラーハンターの仲間か…仲間になってくれるのなら心強いな」

「マリノさんにルナにシナモンに…どんどん仲間が増えていくな。ルインにも会えるといいな」

「ああ、ルイン…どうか無事で…」

ルインの無事を案じながらエックスは早速仲間と共にルインがギガンティスA6ポイントにあるウルファト生産工場に向かうのであった。

[私も行くよー!]

「駄目だ」

「お前は大人しく留守番をしていろ」

「俺と一緒にな」

[ケチーーーッ!!]

向かう直前に共に向かおうとしたソニア
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