暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:8 ルインとアクセル
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緒にしないでもらいたいな。リベリオン幹部としてフォースメタルで限界まで性能を高めている。」

「そう、それは大したモンだね。今すぐ叩き落としてあげるよ!!」

ZXバスターに変形させてチャージショットを放つが、ジェントラーはバーニアを噴かしてチャージショットをかわす。

「(速いね、この空中機動力はそこらのとは全然違う。)」

これは容易な相手ではなく、機動力の高い相手に攻撃を当てるのは少し難しい。

一応有効打はあるのだが、確実に当てられなければ意味がない。

強力な一撃でも当たらなければ軽い一撃にも劣る。

「考え事をしている暇があるのか?」

「!?」

そして次の瞬間、ルインの体が不意に床を離れ宙に浮き、見れば何時の間にかルインの背後に回ったジェントラーが彼女を羽交い絞めにして宙を飛翔していたのだ。

「喰らうがいい!」

そのまま加速したジェントラーはその勢いのまま床に向かってルインの全身を叩きつける。

「ぐっ!」

「スマッシュ!」

倒れたルインに急降下タックルを喰らわせるジェントラー。

まともに喰らったルインは数回バウンドして、壁に叩きつけられる。

「くっ…」

勢いよく叩きつけられたルインは咳き込みながら、視線をジェントラーに遣る。

「ふん、もう終わりか、さっきの威勢はどうした?」

「くっ…この…」

受けたダメージが深刻で立ち上がれないルインを見てジェントラーは嘲笑を浮かべた。

「ふん、ではとどめを刺してやろう」

「チャージショット!!」

「当たれ!!」

「ぬおおっ!?」

チャージショットと無数のショットを喰らったジェントラーが吹き飛んだ。

「え…?」

自分を守るように立つ蒼いアーマーのレプリロイド。

誰よりも会いたかった存在が目の前にいた。

「ルインは…彼女はやらせない!」

「エックス…!」

久しぶりに見聞きしたエックスの姿と声に、張り詰めていた糸が緩み、双眸から涙が溢れ出た。

「エックスだけじゃないよルイン!」

「アクセルまで…!」

エックスと並び立つアクセルはルインを見遣ると親指を立てて、安心させるように笑みを浮かべた。

「貴様ら…」

「S級ハンターの3人を相手に勝てるかな?後少しもすればゼロとスパイダー達も来るだろうね。年貢の納め時だよイレギュラー!!」

「ゼロも…勝てる…これなら!マッハ・ジェントラー。あなたもここまでだ!!」

「己…!」

ジェントラーがバーニアを噴かして浮上すると真上の通気口らしき場所に入り、脱出した。

「あらら、逃げられちゃった。」

飛行能力を持つアクセルなら通気口のシャッターを破壊して追い掛けら
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