暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:8 ルインとアクセル
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「あれ、ルナが造ったんだ…もうちょっとマシなデザインは思い付かなかったの?」

ファンシーな見た目に似合わぬ凄まじい破壊力にアクセルは驚き、そして呆れた。

「行ってこいエックス、アクセル」

「ありがとう、ゼロ。」

「絶対にルインと合流するから!」

「待ってください!エンジェリックエイド!!」

癒しの光がアクセルを包み込み、アクセルが負っていた僅かな傷を癒していく。

多分、プレオンに突撃する時に負った物だろう。

「ありがとう。助かったよ!行こうエックス!!」

「よし、行くぞアクセル!!」

先に進むエックスとアクセル。

プレオン達が追いかけようとするが、ゼロ達が立ちはだかる。

エックスとアクセルは無事にルインと合流し、このウルファト生産工場のリベリオン幹部、マッハ・ジェントラーを倒せるのだろうか?

貨物リフトのあるエリアに辿り着いたエックスとアクセルだが、そこにはかなりの数の警備員達が機能停止していた。

「うわあ、こりゃあ凄まじいね。あの壁の傷ってもしかしなくてもチャージセイバーじゃないの?」

「チャージセイバー……多分、ルインだ。行くぞ!」

「了解!!」

貨物リフトに乗り込むエックスとアクセルはルインが無事であることを祈りながら上へ昇っていく。

そして、この生産工場の製造ラインモニタールーム前の通路でリベリオン幹部の1人であるマッハ・ジェントラーが指示を飛ばしていた。

「侵入者をここに入れるな!食い止めるんだ!!」

『駄目です。突破されます…うわあああ!!』

部下の断末魔が上がり、次の瞬間に扉が吹き飛んだ。

翡翠色の輝きを放つZXセイバーと呼ばれるエナジーセイバー。

しかしそれは状況に応じてバスターに変わることをジェントラーは知っている。

美しい金色の長髪を靡かせながらこちらに歩み寄る朱いアーマーを纏う女性型レプリロイドのS級ハンター・ルイン。

「どうやらあなたがこの生産工場のリベリオン幹部らしいね、元政府軍、マッハ・ジェントラーさん?」

「ルイン、貴様だったとはな。シャドウの攻撃で転落して死んだと聞いていたが?」

「お生憎様。私はそう簡単に死ねない体質でね。エックス達と再会してイプシロンを倒すまでは簡単には死なないよ」

「威勢がいいな。だがな、貴様は総帥様の元までは辿り着けん。我が工場で暴れまわった報いを受けるがいいわ!」

「そっちこそ、イレギュラーハンターでありながらイレギュラーに与した報いを受けろ!!」

ジェントラーをチャージセイバーで斬り裂こうとするが、ジェントラーはルインのセイバーを容易くかわした。

「(速い!?)」

「私を今まで貴様が倒してきた雑魚共と一
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