暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:8 ルインとアクセル
[4/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
中、1体のレプリロイドはコンテナの影に身を潜めていた。
「侵入者か…参ったな……」
この施設のリベリオン幹部が倒されたらどうしようとかそう言う意味で言ったのではない。
「もう少し情報を手に入れたいと思っていたのに……ついてないな…仕方ない。おさらばするかな…おっと…」
気配を感じ、ただ者ではない感じは恐らくこの通路に入ってきた例の侵入者達だ。
気配を消し、侵入者達を見遣ると見慣れた姿がいることに目を見開いた。
「エックス…ゼロ……!?」
レプリロイドはコンテナから飛び出して、床に着地するとエックス達は武器を構えた。
「やあ、エックス。それにゼロも」
「俺達のことも気付かれていたようだな」
「ああ…」
全員がレプリロイドに攻撃しようとした時、武器を向けられたレプリロイドは慌てる。
「ま、待って!」
慌てながらレプリロイドが光を放ち、その光から1体の少年レプリロイドが姿を現した。
「僕だよ。久しぶりだね、エックス、ゼロ。」
「アクセル!?」
「アクセルじゃないか!」
「へえ、あれがエックス達と同じ伝説のイレギュラーハンターのアクセルか…」
「本当にルナ以外にもコピー能力を持つレプリロイドがいたんだねえ!」
「エックスさん、この人がアクセルさんなんですか?」
「ああ、それにしてもどうしてここに?」
「あ、うん。このギガンティスのどこかで僕と同じコピー能力を持ったレプリロイドが秘密裏に造られてるって噂を聞いてね。この生産工場が怪しいと思って調べてたんだけど…」
「そうか、調べようにもリベリオンが反乱を起こした今では…」
「うん、全然収穫は無し。まあ、造られてないならそれはそれで良いんだけどさ」
「コピー能力を持ったレプリロイドか…確かにそんな噂は聞いたことはあるけどな」
賞金稼ぎをしていた時にコピー能力を持ったレプリロイドの噂はスパイダーも聞いたことはあったが、実物は見たことはない。
「あれ?あんた…」
「何だ?」
「あんた僕とどっかで会った?」
「残念ながら初対面だ。俺は賞金稼ぎなんでね、あんたらとは基本的に会わないように気を付けてるのさ」
「え?じゃあ、僕の勘違いかな?まあ、休暇はこれで終わりにして、ハンター業務に戻るよ…ギガンティスの今の状況は大体把握してる。僕も協力するよ」
「そうか、すまないアクセル。お前の協力は本当に助かる。ところで、アクセル。ここでルインを見かけなかったか?」
「ルイン?ルインってあのルインかい?」
アクセルが改めてエックス達を見るとゼロはいるが、ルインが見当たらない。
「ああ、俺達はここにお前とルインがいると聞いてここに来たんだ。」
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ