暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:8 ルインとアクセル
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……あれ?」

何時まで経っても痛みが来ないことにマッシモが閉じていた目を開くとシナモンの体が光り輝き、自分達の周りにバリアが張られていた。

「シナモン…あんた…」

「皆さん達は絶対に死なせません。私は皆さん達みたいに強くないし、武器がないと戦うことも出来ません。でも……」

「………」

「皆さんを守りたいって気持ちは誰にも負けません!ハイパーモード・アイアンメイデン!!」

シナモンのアーマーが漆黒に変わり、メイド服を思わせる物に変化した。

「ん?おい、エネルギーが…」

「…これもフォースメタルジェネレータの力の1つなのか?大した物だ。」

笑みを浮かべながら立ち上がるゼロ。

そうだ、諦めている場合ではない。

つい最近まで戦いとは無縁だった少女が勇気を振り絞って自分達を守ってくれている。

彼女の勇気に応えなければ。

「さっさと片付けてエックス達と合流するぞ!」

【おう!!】

ソウルセイバーを握り締め、ゼロは突撃するとマリノとマッシモもそれに続き、スパイダーとシナモンは援護に徹する。

そして、エックス達も疲労困憊でありながらも諦めてはいなかった。

「エックス、ルイン。まだやれる?」

「勿論、ここまで来たんだから、絶対に諦めない!」

「俺達は帰るんだ。仲間と、ルインと一緒に!」

「エックス達が持ちこたえているうちに何とかしないと…デュボアはジェントラーでないと操作出来ない…なら僕があいつになれば!変身、マッハ・ジェントラー!!」

アクセルはDNAコアを回収してジェントラーに変身して飛翔するとアクセルは即座にデュボアに指示を出す。

「デュボアよ、攻撃を中止せよ!直ちに攻撃を中止するのだ!!」

アクセルが叫ぶと、少しの間を置いてデュボアとプレオン達の動きが停止した。

「止まった…」

「2人共、早くデュボアを!」

デュボアの破壊は2人に任せる。

「「っ!」」

2人は駆け出してルインはチャージセイバーで斬り裂き、エックスがチャージショットを放つと、デュボアは完全に破壊された。

デュボアが破壊されたことにより、メカニロイド同然のプレオン達は完全に停止した。

「よっと」

安全を確認したアクセルが床に軽やかに着地した。

「我ながらナイス判断。そう思うでしょ?エックス、ルイン…」

「それにしても、本当に無事で良かったよ。ルイン……」

「うん、お互いにね。エックスも無事で良かった………離れ離れになっちゃって寂しかったよ…」

「うん…その…俺もだよ……でも、もう大丈夫だ。これからはずっと一緒だ…もう寂しい思いはさせない」

「エックス…ありがとう……」

「はいはい、お2人
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