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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:8 ルインとアクセル
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はエックス達によって却下され、ルナと共に留守番となった。
「あ、そうだゼロ!こいつを渡しとくよ」
「剣……随分とでかいな」
転送装置に乗り込む直前にルナがゼロに特殊合金のフォースメタルを埋め込んだ大剣を渡してきた。
「ゼロの武器になりそうなの全然ないだろ?Zセイバーを改造しようにもパーツがないし…だから基地にあった金属とフォースメタルで造ってみたんだ。その剣はソウルセイバーって言って、ゼロが受けたダメージを攻撃力に変換する機能があるんだ。ダメージを受けてなくてもそこらの武器より一撃の威力はでかいぜ」
「そうか、すまないな…ありがたく使わせてもらう…思ったよりも軽いな」
受け取ったソウルセイバーはゼロの身長を越える長さだが、思ったよりも軽いことに驚く。
ウルファト生産工場に侵入したエックス達だが、少し先に進んだ直後に警報が鳴る。
「あ…私達見つかっちゃったんでしょうか?」
「いや、違うね。」
「いくら何でもタイミングが良すぎる。第一、ここには警備システムの類がない。恐らくは俺達以外の侵入者がいたか」
「まあ、今更後戻りは無しだよ。エックスの奥さんの顔も見てみたいしね♪」
「確かに、賞金稼ぎの時は天敵であまり会いたくねえけど。今なら会ってみたいかもな。結構な美人さんらしいし」
イレギュラーハンターのエックスとルインの組み合わせは有名でギガンティスでもそれなりに知られているらしい。
「ルインさんってどんな人なんですか?怖い人じゃないですよね…?」
「い、いや、そんなことはない。ルインは優しい人だからきっと君とも仲良くなれるはずだ」
世間知らずなところがあるシナモンはルインについてはあまり知らない。
有名なエックスとゼロのことを知らない時点でお察しだが。
扉を潜ると広い場所に出たが、妙な音が聞こえる。
「ん?この音は何だ?」
「動くな!」
ゼロが叫んだ後、周りが赤く染まり、警備用メカニロイドが動き出す。
「どうやら、一定時間を過ぎると周りが赤くなって警備用メカニロイドが動くって仕組みのようだな」
ゼロが停止したメカニロイドを見つめながら分析する。
「だが、それさえ分かれば怖くはないぞ!は〜っはっはっは…(動かなくて良かった)」
「なあ、お前ら」
スパイダーがマリノとマッシモに気付かれないように小声で話しかけてくる。
「どうした?」
エックスもまた小声で返す。
「マッシモとマリノだけ残して先に行こうぜ」
「え?どうしてですか?」
疑問符を浮かべるシナモンにスパイダーは悪戯な笑みを浮かべる。
「なあに、ちょっとしたお節介さ…それじゃあ俺は先に行くぜ。ハイパーモード・トリックスター」
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