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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:6 月と天使と怪盗
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名人が不法侵入とはね」
「まあ、確かに…ん?マリノ…マリノって確か…」
一応不法侵入したことに対する自覚はあったらしい。
「えっと、マリノさんは何をしに来たんですか?」
「あんたのフォースメタルジェネレータってお宝を頂きに来たんだけどさ…」
「まさかフォースメタルジェネレータがシナモンの体に仕込んでたとは思わなかったと…あんた、怪盗マリノだろ?」
「怪盗って何ですか?」
「えっと、簡単に言うなら泥棒だな…まあ、普通の泥棒じゃねえけどな。」
「????」
疑問符を浮かべまくるシナモンにルナは苦笑する。
「怪盗マリノってのは、今の技術では治せないコンピューターウィルスのワクチンプログラムや新しい技術を貧しい国に存在するレプリロイドに無償でやってる義賊らしい。」
「じゃあ良い人なんですか?」
「んー、人格的には良い奴でやってることはアレだから良い悪党か?」
何故かルナはマリノを見遣りながら言う。
「いや、私に言われても困るよ。それにしても参ったねえ。まさかフォースメタルジェネレータがこんな子に搭載されてたなんて…」
フォースメタルジェネレータを頂きに来たマリノだが、まさかお目当てのフォースメタルジェネレータがシナモンに搭載されていたとは思わなかったのだろう。
物凄く困り顔だ。
「流石にハンター所属として人攫いは見逃せねえぞ?」
「私だって人攫いなんかしたかないよ。こうなったらフォースメタルジェネレータの設計図を奪うしか…」
どうにかしてフォースメタルジェネレータを手に入れたいマリノは設計図を頂くことにして考えを決めた時であった。
「危ない!!」
「させるかよ!!」
突如背後からの攻撃をレーザーで相殺するルナ。
「こそ泥かと思ったら、かの有名な技術者のルナ本人だったとはな」
「おい、誰だよあの茸みてえな奴?シナモン、あんたの知り合いか?」
「いいえ」
ハッキリと断言するシナモン。
代わりに答えたのはマリノであった。
「Dr.サイケ。今ギガンティスで暴れ回っているリベリオン幹部の1人さ…。こいつはエライ大物に出会しちゃったね」
「リベリオン…あの反乱組織の幹部…そいつがシナモンに何の用だ?」
「ガウディルの奴が何度説得しても聞き分けがないものでな、そこの小娘を人質にすれば、奴も少しは従順になると思ってなあ…」
嫌みな笑みを浮かべながら言うサイケに、ルナはこめかみに青筋を浮かべた。
「よくも俺の前でそんなこと言えるな…そんなことしてみろ。お前の頭に風穴を開けてやるぜ!」
「ほざくな小娘!イービルブラスター!」
「ダブルリフレクトレーザー!!」
サイケのイービルブラ
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