暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:6 月と天使と怪盗
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ルナはワクワクしながら扉を潜る。
「失礼しまーす。フォースメタルジェネレータを見せてくれー」
部屋に入ると、1体の看護型レプリロイドの金髪の少女が不思議そうにルナを見つめていた。
「あれ?」
「えっと…誰ですか?」
見た感じの設定年齢はルナとアクセルと大して変わらないだろう。
看護型レプリロイドは疑問符を浮かべながら、尋ねるが…。
「人に名前を尋ねる時は自分からってのがマナーだぜって言いたいとこだけど、今回勝手に入ってきたの俺だからなあ。俺の名前はルナってんだ。よろしくな♪」
「はい。私はシナモンです」
シナモンと名乗る少女が満面の笑みでルナに歩み寄る。
「へえ〜シナモンね。可愛い名前じゃんか。あんた、助手か何かかい?」
「はい、私は博士のお手伝いをしてるんですよ」
「ほう!若いのに大したもんだ。あんたさ、フォースメタルジェネレータってどこにあるのか知ってるかい?俺、ガウディル博士やフォースメタルジェネレータとか見たくて研究所に入ったんだよ。警備システムでエライ目に遭ったけどさ」
「博士なら博士の研究室にいますよ。それからフォースメタルジェネレータならここにありますよ?」
「マジで!?どこどこ!?」
瞳を輝かせながら近寄るルナに、笑みを浮かべながら自身に搭載されたフォースメタルジェネレータを見せてくれた。
「これがフォースメタルジェネレータです」
「これがフォースメタルジェネレータ…あんたの体の中に仕込んでたのか…いくら何でもやりすぎな気がするんだけど……」
「博士は、自分の研究成果の悪用を嫌ってましたから……」
「悪用…(誰だろう…誰か…同じように研究の悪用を嫌っていた人がいたような…思い出せない…凄く凄く…大切な人だったはずなのに…)」
過去の事件の際の後遺症で過去の記憶がないルナはその人物を思い出せずに俯いた。
「あの…大丈夫ですか?どこか痛みますか?」
「え?」
シナモンの声にハッとなったルナは心配そうに自分を見つめるシナモンに笑みを返し、そしてほんの僅かな違和感に気付いた。
「凄く辛そうな顔をしていましたよ」
「あ、ああ!大丈夫だよ。ところで後ろに隠れてる奴、出てこいよ」
「あらら、バレちゃったか」
ルナとシナモンが背後を見遣ると、そこには桃色のアーマーの女性型レプリロイドがいた。
「お友達ですか?」
「いや、初対面」
シナモンの問いにあっさりと返すルナであった。
「あ、私シナモンです。初めまして」
「あ、初めまして、マリノです」
「挨拶返すとは律儀な不法侵入者だな」
「あんたが言えたことかい。あんたも私とやってること変わらないだろ。まさか連邦の有
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