暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:6 月と天使と怪盗
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方を見遣ると、ルナが仕留め損なったメカニロイド達がこちらに迫っていた。
「どうやら俺達よりも先に侵入した奴が仕留め損なったようだな」
「チッ、俺達は後片付けを押し付けられんのかよ!」
「言ってる場合じゃない!早くメカニロイドを倒してガウディル博士に会わなければ!!」
ルナの仕留め損ねたメカニロイドの後始末をするような形ではあるが、エックス達は警備メカニロイドを迎撃し始めた。
一方、エックス達とルナとは別方向を進んでいるレプリロイドがいた。
「それにしても、まさか私の他にも客がいるなんてね。」
桃色のアーマーを身に纏う女性型レプリロイド。
彼女は警備システムを簡単に切り抜け、凄まじいスピードで先に進んでいく。
「もしかしたら、私の同業者かもしれない……これは急がないとね。先にお宝を奪われたらたまらないし」
女性型レプリロイドは走る速度を速める。
一方でルナはステルスを駆使しながらゆっくりかつ慎重に進み、フォースメタルジェネレータの在処を探し続けた。
「あそこかな?」
特別なエネルギー反応を発見したルナはフォースメタルジェネレータかもしれないと思い、満面の笑みを浮かべる。
そして場所はエックス達の目的の人物であるガウディルが自身の研究室で騒いでいた。
「クワックワッ!わ、儂の警備システムがこうも簡単に…シナモンが…フォースメタルジェネレータがああ…」
「ガウディル」
「渡さん。シナモンは、フォースメタルジェネレータは渡さんクワッ!!」
「ガウディル!!」
「ん?サイケか!何の用だクワッ!今、それどころではないんじゃ!あのままではシナモンが…」
ガウディルが背後を見遣ると、リベリオン幹部の1人である高速演算処理人型レプリロイドのDr.サイケがいた。
「ん?ああ、なるほど。こそ泥にでも入られたか。どおりで何時もより警備が手薄だったわけだな…ん?お前か言っていたシナモンとは確か、フォースメタルジェネレータを搭載したレプリロイドだったな?」
「クワッ!?」
「やはりそうか…ということは私としてもまずい!何としてもそのこそ泥より、フォースメタルジェネレータを確保しなければ!ええい、どこだ!どこの部屋にいる!?ここか?この部屋か!?」
サイケがガウディルを退かして勝手に端末を操作し、フォースメタルジェネレータを搭載したレプリロイドのいる部屋を探す途中で、ルナの他にも入っていた女性型レプリロイドも映る。
「ま、また…侵入者が…」
「なぬ?ええい!もう少しまともな警備システムを用意しろ馬鹿者おっ!!」
居場所を特定したサイケが慌てて研究室を後にした。
そして誰よりも早くフォースメタルジェネレータの在処に辿り着いた
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