暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:6 月と天使と怪盗
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映る。

「…カモノハシ…?」

[カモノハシ型のレプリロイドだよ。ガウディル博士はギガンティス屈指の研究者で、あらゆるエネルギー理論のスペシャリストだったんだって]

「だったって…現在は?」

[ん〜、自分の研究成果の悪用を恐れて今では政府との接触まで拒み続けてるんだって、だから…]

「大量の侵入者排除のための仕掛けが施された研究所に俺達に行けということか?」

[そういうことになっちゃうよね、お父さんがいるんだから警備システム突破は楽でしょ?それにゼロは忍び部隊の隊長さんなんだからさ。こういうのはそれなりに得意でしょ?]

こうしてエックス達は転送システムに乗り込み、ガウディル研究所に向かうのだった。

一方でガウディル研究所に正面から入ってきたルナ。

「すんませーん。アポイント取ってませんけどガウディル博士いますかー?」

声を出すが、当然反応はない。

「誰もいない…仕方ない…勝手に見学すっか☆」

帰るという選択肢は彼女には存在しないらしく、ガウディル研究所を無断で見学することにした。

「やっぱりこの研究所には色んな物があるよなあ…噂で聞いたけど、フォースメタルを精製出来るって言うフォースメタルジェネレータは特に見てみたい!絶対に見せてもらうぞ!!」

先に進むと警備システムが作動し、レイダーキラーとキラーマンティスが出て来た。

「あ、やべ!」

戦線から離れて長い彼女はすぐにステルスを駆使して物陰に隠れ、突然消えた反応に警備用メカニロイドは周囲をうろつくが、Aバレットを抜いたルナはメカニロイドの頭部をショットで撃ち抜いた。

「ふう、昔の俺は大暴れしてたらしいけど…やっぱり戦闘より機械弄りの方が良いかな……フォースメタルジェネレータはどこだろ?」

警備システムのメカニロイドを返り討ちにしながら、ルナはフォースメタルジェネレータを求めて、先に突き進む。

それがリベリオンやレジスタンス等の勢力を結果的に助けることになるのだった。

そしてエックス達もガウディル研究所に侵入したのだが、あまりの警備システムの手薄さに逆に違和感を感じていた。

「妙だな、警備が手薄過ぎる」

「思っていたより楽そうだ…と思えばいいのかねえ?」

「いや、これを見ろ。」

ゼロが指差した先には、焼け焦げた跡のある壁。

「かなりの高出力レーザーのようだな。しかも所々に焼け焦げた後がある。恐らく反射レーザーだな」

「反射レーザー……もしかして、いや、まさかな……」

反射レーザーと聞いて脳裏にある人物が浮かんだが、アクセルと一緒にいる彼女がここにいる訳がないと無理やり納得させた。

「おい、あれを見ろ!!」

「え?」

マッシモに叫ばれ、前
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