暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:5 鋼鉄のマッシモ
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ジャンゴーを倒し、総督府を取り戻したエックスとゼロはジャンゴーとの戦闘でのダメージを直し、司令室に集まったのだが。
「どうにか基地を取り戻しはしたが…」
「確かに大した設備だが、俺達だけではな」
「ああ、はっきり言って宝の持ち腐れって奴じゃねえの?」
身も蓋もないスパイダーの言葉だが、事実なだけに誰も言い返せない。
「そうだ。だからここから北西にあるティアナ島にリベリオンに捕らわれたレジスタンスがいる。」
「捕虜収容所…と言ったところか」
[もしかして、そこに捕らわれているレジスタンスの人達を助け出して仲間にしようって言うの?]
「そうだ。特に助け出して欲しいのは、システムオペレータのナナだ。彼女がいればこの基地の機能を復活させることが出来る」
「ちょっと待った。サイバーエルフのチビの力でどうにかならないのか?」
サイバーエルフのソニアに基地のサイバースペースにダイブしてもらうことで基地機能の復活は出来ないのだろうか?
[うーん、無理だと思うよ。私がいたハンターベースのサイバースペースとかとは色々と勝手が違うもん。情報一つ引っ張り出すのも苦労するから基地機能にアクセスはちょっと…]
ようするにギガンティスとハンターベースのサイバースペースは勝手が違いすぎてどうにもならないと言うことらしい。
「やはり専門のレプリロイドがいないと駄目か、分かった…行こう」
エックスがそう言うと、早速ティアナ島に向かうことになり、ティアナ島に乗り込んだエックス達は慎重に通路を進んでいく。
「それにしてもアルの奴、命令だけして俺達をこき使うつもりだぜ。それもタダで」
「アルは戦略タイプのレプリロイドだからな」
「戦闘はお前の方が得意だろう。タダ働きが嫌ならアルに言ってみればいい…おい、エックス…」
「え?」
「あいつは…ソニアはどこに消えた?」
ゼロの言葉に慌てて周囲を見渡すと、ソニアの姿がどこにもない。
「もしかして、あのサイバーエルフ…迷子になっちまったんじゃねえの?」
「よりにもよって敵地でか…どうして似なくてもいい部分は似るんだ…」
スパイダーの呆れたような声にゼロは似なくてもいい部分が後輩に似てしまった後輩達の愛娘に頭痛を感じた。
[わ、わ、わ〜!!]
「侵入者発見!侵入者発見!!」
ソニアは先に進んで見つかってしまいプレオン・チェイサーに追いかけられている。
[あ!?か、壁…どうしよう…]
「侵入者排除!]
[こ、来ないでよ!]
頭を庇いながら縮こまった瞬間であった。
「でりゃああああ!!」
「!?」
プレオン・チェイサーが背後の緑のアーマーを纏った大柄の青年が手に持ったビー
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