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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:5 鋼鉄のマッシモ
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への協力を拒み続けるからこの俺が引き裂いてやったよプチプチとな…フハハハハハハハハハハ…ぐおっ!?」

笑った次の瞬間、勢いよくホーンドの巨体が壁に叩きつけられた。

マッシモがホーンドを殴り飛ばしたのだ。

「マッシモが弱い…?マッシモが弱いだと!?ふざけるなぁっ!!」

師を侮辱されて激昂したマッシモがホーンドへと迫る。

「鋼鉄のマッシモはお前のような、弱い者を力でねじ伏せるような奴に絶対に負けはしない!」

「面白い。まずはお前からバラバラにしてやる!!」

巨大なホーンドの拳がマッシモに迫るが、咄嗟に屈んでかわし、逆にホーンドの胴体に拳を叩き込んだ。

「がっ!!」

「どりゃああああ!!」

今までの臆病さが嘘のようにランサーを巧みに扱い、ホーンドを圧倒していく。

「凄い…あれがマッシモの実力なのか…」

[マッシモは偽物なんかじゃないよ。優しくて格好良い勇者だよ]

師を想って激怒するマッシモは優しさと力を併せ持った本物の勇者のように思える。

「パワー全開!行くぞーーー!!ハイパーモード・ダイモニオン!!」

黄金のアーマーを身に纏うマッシモがハイパーモード・ダイモニオンを発動したことで攻撃力と防御力が補強されて、よりホーンドを追い詰めていく。

「ば、馬鹿な。俺は選ばれたレプリロイドだ!こんな…こんな奴などに!」

現実を認められずにマッシモから距離を取り、アビスプレッシャーを放とうとするホーンドだが、マッシモは既にその攻撃の弱点を見切っていた。

「その攻撃の弱点は!!」

放たれる直前で勢いよくジャンプし、がら空きになった背中にランサーの一閃を見舞う。

「があああ!?」

「放つ際に、頭部を前方に向けなければならない。しかも威力故に反動が大きいために、体を固定しなければならないために咄嗟の行動が出来ない。」

「ぐ、うう…」

「お前はもう終わりだ…地獄で…お前が殺した師匠とレジスタンス達に詫びてこい!エネルギーチャージ開始!!」

マッシモのアーマーの背部の翼に通常時とは比較にならないエネルギーが収束していく。

「チャージなどさせるか!!」

ベルセルクチャージのエネルギーチャージを妨害しようとするホーンドだが。

「残念!そうはいかないんだな!フォーチュンカード…ストレートフラッシュ!!」

「零式…兜割!!」

「チャージコレダー!!」

マッシモを援護すべく、エックス達がホーンドにそれぞれの攻撃を叩き込む。

スパイダーのストレートフラッシュとゼロの零式兜割、エックスのチャージコレダーがホーンドを大きく後退させて、全身に裂傷を刻ませた。

「パワー全開!ベルセルクチャージ!!」

仲間の援護を
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