暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:5 鋼鉄のマッシモ
[8/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
[OK!!]
エックスの言いたいことを理解したのか、ソニアはナナを見た目に似合わぬ力で持ち上げるとダークルームを飛び出し、エックスもまたダークルームを抜け出す。
「逃がさんぞ!」
当然ホーンドも追いかけてくるが、それくらいは予想済みであるエックス達。
[喰らえ!]
凍結弾を放ってホーンドの足を凍らせ、エックスがチャージを終えたサンダーバスターを構えた。
「チャージショット!!」
フルチャージの一撃を受けたホーンドが大きく仰け反り、その隙にエックス達はホーンドとの距離を離し、ゼロ達と合流するために通信を繋いだ。
エックス達から通信を受けたゼロ達はアクアコロシアムと呼ばれる場所にいた。
「エックス達からの通信によるともう間もなく来るだろう。」
「ああ…マッシモ、行けるか?」
どこか調子が悪そうなマッシモを見遣りながら尋ねるスパイダー。
「あ、ああ…」
師匠の死を目の当たりにしたせいで少々不安定な状態だが、ランサーを握り締めるマッシモ。
徐々に近づいてくるエネルギー反応に全員が気を引き締めた。
「来るぞ!」
ゼロが叫んだのと同時にエックス達とホーンドがアクアコロシアムに入ってきた。
「へえ、こいつがシルバー・ホーンド…思っていたよりでかいな」
「ふん、図体がでかい分斬り応えがある」
「貴様ら…ここの捕虜共を出した挙げ句随分と好き勝手してくれたな…全員スクラップにしてくれる!」
「好き勝手ねえ、てめえが言えることかよ!」
スパイダーが先制攻撃を数発喰らわせるが、ホーンドの重装甲にはろくな傷が付かない。
「そらっ!!」
巨大な拳を床に叩きつけると、極低温の衝撃波がエックスを襲う。
「うっ!?」
咄嗟に有効範囲から逃れたエックスだが、アーマーの一部が凍結した。
「エックス!」
「なるほどな、こんな水だらけの所だから当然あいつも氷属性か。ならメガサンダーを喰らいやがれ!」
ゼロがセイバーでエックスを拘束している氷を砕くと、スパイダーは雷属性のエレメントボムであるメガサンダーを投擲してホーンドにダメージを与える。
「ありがとう、助かったよ。サンダーバスターでは大したダメージは与えられない…なら!ハイパーモード・Xファイア!!」
エックスはハイパーモードを発動し、変化したコレダーを構えて突撃する。
「ぬうっ!?」
射撃型のエックスが格闘戦を挑んでくることにホーンドは驚き、コレダーによる一撃をまともに受ける。
「Xコレダー!!」
「ぐうっ!」
弱点属性ではないが、ハイパーモードで出力が大幅に上がっていることもあり、サンダーバスターよりもダメージを与えられている。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ