暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:5 鋼鉄のマッシモ
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のショットを喰らわせてプレオン・ポッドに大ダメージを与える。

「零式突破!!」

ナナの近くにいたプレオン・ポッドもゼロがセイバーによる突きで吹き飛ばす。

凍結弾の発射準備に入っていたプレオンポッドに強烈な突きを喰らわせる。
プレオンの重装甲では倒すまでには到らないが、凍結弾発射は阻止出来た。

「あのタイプは確か凍結弾を発射するタイプだったっけ…?なら」

「発射前に転ばせるんだよ!フォーチュンカード…フラッシュ!!」

エックスとゼロに続いてスパイダーもプレオン・ポッドに攻撃を喰らわせて転倒させる。

「そらあっ!!」

マッシモは雷属性の耐性を持つプレオン・スパークを一刀両断する。

「よしっ!チャージショット!!」

サンダーバスターのチャージショットにより、雷属性を弱点とする残ったプレオン・ポッドを一網打尽にし、エックス達は拘束されているレプリロイド…ナナの元に向かうのだった。

「システムオペレータのナナだね?俺はエックス。君を助けに来た」

[大丈夫?今外してあげるからね!]

早速ソニアがパネルを操作してナナの拘束を解除した。

「あなた達が侵入してきたのが分かったので、警備システムに細工して、警報が鳴らないようにしてたんです。」

[ああ、だから全然リベリオンの兵士が見当たらないんだね。ありがとうナナ、助かったよ]

どうやらナナのおかげで自分達は最小限の負担でダークルームまで来ることが出来たようだ。

「いえ…拘束されていた私にはこれくらいのことしか出来ませんでした…私…捕まって…従わないと捕虜の人達を殺すって…それで…」

「人質か…イレギュラーめ…」

それを聞いて吐き捨てるように言うゼロに全員も同じ気持ちなのか不愉快そうに顔を顰めていた。

「ナナ、もう大丈夫だ。安心してくれ、俺達がみんなを助ける」

[そうだよ!後は私達に任せて!]

「よし、それじゃあナナを苦しめた悪者の所に行くとしようかい」

「私はここに残って、皆さんのサポートをします」

「何だと?」

予想外の言葉に全員が目を見開いた。

「…許せないんです…私に皆さんのお手伝いをさせて下さい!」

彼女の瞳に宿る深い怒りを見たソニアはエックスを見遣る。

[ねえ、お父さん。私がここに残ってナナを守るよ]

「え?」

ナナの言葉以上に予想外の言葉にエックスの目が見開かれた。

「だってナナは非戦闘型のレプリロイドなんだよ。誰かが守らないといけないじゃない、私なら戦えるから大丈夫だよ」

「いや、正論なんだが…」

ソニアの言葉に同意はしつつも渋るエックス。

確かにソニアは戦える力はあるが、プレオン系等の敵を複数相手にすること
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