暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:5 鋼鉄のマッシモ
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[今だよ!ぶちかましちゃえマッシモ!!]

「ベルセルクチャージ!発射!!」

マッシモの翼から発射された高出力のレーザーがビッグモンキーの装甲を容易く貫いて粉砕した。

「ヒュ〜♪大した威力じゃないか」

ベルセルクチャージの破壊力に思わず口笛を吹くスパイダー。

「ふっはははは!どうだ、師匠直伝の技は!!」

「師匠?」

「あ、いや…何でもない…」

マッシモの言葉にゼロが疑問符を浮かべていたが、即座に誤魔化すマッシモ。

[それじゃあ、私とお父さんとゼロがイーストブロック。スパイダーとマッシモがウエストブロック。それぞれのブロックにいるレジスタンスのメンバーを助けようよ]

「そうだな、二手に分かれた方が効率が良い。スパイダー、マッシモ。任せた」

「へいへい」

エックス達が二手に分かれて、囚われたレジスタンスの捕虜達を解放していく。

そして解放したレジスタンスを基地に転送すると、エックス達はレジスタンスのメンバーを助けた際に得た情報を言う。

[レジスタンスのメンバーに化けたドーベルワンの情報によると、ナナって人ははもっと下のダークルームの方で強制労働させられてるらしいね。で、先に行くためのカードキーがこれ。これはお父さんが持っててね]

「ああ、分かった」

ソニアからカードキーを受け取り、エックス達はナナを救出するためにダークルームを目指す。

そしてリフトで下の階に行くと、どんどん暗くなっていく。

[うわあ、真っ暗だね。]

「センサーで敵の位置がある程度分かるから問題ないけど、ゼロとマッシモは一応気を付けてくれ」

遠距離からの攻撃が主であるエックスとスパイダーはともかく、近接戦闘が主となるゼロとマッシモはこの暗闇ではかなり厳しい戦闘を強いられることになるだろう。

「ふん、この程度の暗闇など大したことはない。これくらいは部隊制があった頃は何度もあった」

[ゼロは0部隊の隊長さんだったもんね。この収容所のルートは調べておいたから安心して進めるよ。みんな、ついて来て]

ソニアがこの施設のサイバースペースにダイブし、ルートを調べておいてくれたから比較的迷うことなく進むことが出来た。

そしてダークルームに辿り着き、そこには拘束された桃色の髪が特徴的な少女がいた。

[モニターで見た人と特徴が一致するよ]

「彼女がナナのようだな」

「だが、見張りがいる…蹴散らすぞ」

「おう」

こちらに気付いたナナの監視のプレオン達がエックス達…特にマッシモを見ると動揺した。

「ん…?侵入者か!?お前はマッシモ!?死に損ないめ、こいつは渡さんぞ!」

「彼女は返してもらうぞ!!喰らえ!!」

サンダーバスター
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