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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:4 友の魂
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賢しいニャ!!」
ショットをかわしつつ、ジャンゴーはイナズマキャプチャーをゼロに向けて投擲する。
ゼロはセイバーでそれを弾くが、既にジャンゴーは圧倒的なまでの機動力でゼロに肉薄していた。
「っ!」
「電閃ネイル!!」
防御が間に合わないゼロは咄嗟に体を捻ることで直撃を避けたものの、左肩のアーマーが吹き飛ぶ。
「チャージショット!!」
単発の攻撃では避けられると判断したエックスはフルチャージではないが、チャージショットを放つ。
「遅いニャ!」
拡散エネルギー弾のチャージショットを容易くかわしていく。
「何!?」
「エックス、お前の弱点を教えてやるニャ。お前はバスターの充分な威力を発揮するのにチャージに時間が掛かりすぎるのがネックニャ!!」
「がはあっ!」
ブースターによるスピードを上乗せした体当たりをエックスに喰らわせて吹き飛ばす。
「次は貴様ニャ!ズタズタに引き裂いてやるニャ!!」
「トリックスター!」
再びプラズマキャプチャーを投擲するが、スパイダーは自身が使用しているフォースメタル・ブラフの効果で攻撃を空振りさせ、ハイパーモードの電磁迷彩で姿を消す。
「ニャ!?消えただと!!」
「そう言えばこれをあんたに見せるのは初めてだな。これが俺のハイパーモード・トリックスターだ。あんたからは俺の姿は一切見えねえ。」
その上、一時的に攻撃力も向上するから一方的に攻撃し放題と言いたいが、エネルギーの消耗が激しいのと持続時間が短いのが欠点だ。
それに最初のエックスとゼロとの戦いで消耗しているために、普段より持続時間が短い。
「今のうちに…」
スパイダーの考えを察したエックスはバスターのチャージをしながら攻撃のタイミングを計る。
「そらそら、どうしたジャンゴーさんよ?そんなんじゃ当たらないぜ」
カードボムを放ちながら、エックスのエネルギーチャージ完了までの時間を稼ごうとするが、後少しのところでトリックスターが解除されてしまった。
「っ!トリックスターが…」
「そこかニャ!!」
「零式突破!!」
電閃ネイルでスパイダーを八つ裂きにしようとした時、ハイパーモードを発動したゼロがセイバーによる突きによる攻撃で吹き飛ばした。
「ニャにい!?」
「今だエックス!」
「チャージショッ…」
「ニャめるなよ!ドメガサンダー!!」
ジャンゴーが懐から取り出したドメガサンダーと呼ばれるエレメントボムの雷がエックス達に降り注ぐ。
予想外の攻撃にエックス達は膝をついた。
「ドメガサンダー。メガサンダーの強化改良型ニャ。最後に俺のとっておきをくれてやろう!全エネルギー解放!行くニャーーーッ!
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