暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:4 友の魂
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チャージショットを放つと、プレオンビットマスタとビットは一瞬で全滅した。

『左手の扉の奥が司令室だ。やはり敵がいるようだな…気を付けろ』

アルからの通信を受けながら、2人は扉を潜って更に奥の扉を潜ると、複数のプレオンがいた。

「レジスタンスか…この自爆装置は止めさせん。装置が起動するまで…我々はやられはせんぞ!!」

「黙れ!イレギュラー共!」

「チャージショット!!」

ゼロがカゲロウを起動しながら突撃し、1体1体にダメージを与えていく。

そしてとどめにチャージショットを放って殲滅した。

エックスは端末を操作して自爆装置を停止させる。

『良くやった。こちらでも自爆装置の停止を確認したぞ。奴は上のフロアにあるヘリポートから脱出するつもりだ!ヘリポートへと繋がる扉のロックを解除しておいた。至急ヘリポートへ向かってくれ!』

「了解!急ごう、ゼロ!」

「ああ、イレギュラーめ!逃がさんぞ!」

エックスとゼロは急いでジャンゴーのいるヘリポートに向かった。

息を切らしながら、エックスとゼロがヘリポートに出るとジャンゴーが怒りに震えていた。

「自爆装置を止めたニャ!?小賢しいイレギュラーハンター共め!」

「ジャンゴー!お前達は間違っている!俺が…倒す!」

「温いニャ!」

ジャンゴーはこちらを振り返るのと同時にこちらに爪による一撃をエックスに喰らわせ、エックスを吹き飛ばした。

「エックス!」

咄嗟に動いてエックスを受け止めるゼロ。

「たかがイレギュラーハンターの2匹如き。この俺に敵うと思うてニャ?…ニャイン?」

ふと、足に何か当たったような感触に下を見ると、それはエールのIDであり、エックス達がどうして総督府を自由に動けたのかの理由に気付いたジャンゴーはそれを拾う。

「ふん、これを鍵にして、建物に入り込んで来たと言うわけニャ」

IDを握り砕こうとした刹那に1枚のカードがジャンゴーの顔面に炸裂した。

「ニャ!?」

「あれは…」

カードボムが飛んできた方向を見遣ると、傷付いたスパイダーが足を引きずりながらゆっくりとこちらに出て来た。

「スパイダー…」

「ジャンゴー…そいつに…あいつの魂に、汚ねえ手で触らないで貰おう。そいつはあんたみたいな、可笑しな野郎が…っ……触って良いような物じゃないっ!!」

スパイダーの激情に促されるようにエックスとゼロも疲弊した体に鞭打ち、力強く立ち上がった。

「イレギュラー、ワイルド・ジャンゴー。イレギュラーハンターとして貴様を処分する!!」

ジャンゴーは雷属性のレプリロイドで炎属性の攻撃が有効なはずだ。

エックスはファイアバスターを構えてショットを放つ。

「小
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