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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:3 セントラルタワー
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思うのままに出来る。
エックス達は自分達の指名手配が完全に終わる前にこの場を去った。
逃げている最中にまずは、セントラルタワーを解放すべきだとエックス達は考えた。
今の状況では行動を起こそうにも、思うようには動けないだろう。
長い通路を抜けると広い場所に出て、エックスとゼロは向こうにある扉を発見してそちらに行こうと足を動かした時。
「待ちな」
声に反応して振り返るが、そこにいたのはガラの悪そうなレプリロイドで平凡なエネルギー反応からして、ギガンティスの一般レプリロイドだろう。
「お前ら、エックスとゼロだろう?さっきニュースで言ってた。」
ガラの悪そうなレプリロイドに対してゼロは無視を決め込み、エックスは騒ぎを起こしたくないため、そのまま進もうとしたが。
「悪いが通報させてもらった」
「何?」
「貴様、リベリオンの!?」
エックスはすぐに腕をXバスターに変形出来るように構えた。
「イプシロンの仲間ってわけじゃないが、お前達も同じレプリロイドなら、我々の独立を勝ち取ろうという考えに…」
「ふざけるな!貴様らイレギュラーの理想など斬って捨てるまでだ!!」
リベリオンに協力するイレギュラーを両断せんとばかりにZセイバーを構えたゼロだったが。
[ゼロ、危ない!]
「!?」
「ぎゃあああああ!!?」
ソニアがゼロを咄嗟に引っ張ったことで、ゼロは真上から降ってきた爆発物に巻き込まれないで済んだ。
断末魔を上げたレプリロイドの残骸が辺りに散らばる。
「誰だ!?」
真上を見上げると、高所から1体のレプリロイドがこちらを見下ろしていた。
「助けたなんて考えないでくれよ。」
飛び降り、エックス達から少し離れた場所へ高所からであるにも関わらずに軽やかに着地する。
黒い帽子に燕尾服のようなアーマーを纏った端整な顔の青年。
紫の髪と、僅かに見える真紅の瞳は謎を秘めた綺麗な色を湛えている。
直前までエックスとゼロは彼の気配を感じられなかったこともあり、既にバスターとセイバーを構えていた。
「おっと、俺はリベリオンでもイレギュラーでもないぜ?あんたらの首を持ってけば、リベリオンが高く買ってくれそうだからな。特にサイバーエルフまでいるなんて好都合。希少なサイバーエルフは高値で売れるからな」
「ふざけるな!!」
ふざけたことを言う青年にエックスの表情が険しくなる。
「貴様…賞金稼ぎだな?」
「御名答。お尋ね者のハンターさん達。行くぜ!!」
いつの間にか手に収められていたカードがエックスに向けて放たれ、それをかわすとカードは地面に着弾と同時に爆発した。
「なるほど、爆発物の正体はこれか…」
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