暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:2 潜入ギガンティス
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プシロンの首を取ろうと、ダッシュジャンプで距離を詰めるのと同時にチャージセイバーを繰り出す。

いくらイプシロンが強かろうとこれは耐えられないと思ったルインだったが、何者かに腕を電磁ウィップで絡め取られてしまう。

「え!?」

「控えろ、総統の御前であるぞ」

先程までいなかったはずの女性型レプリロイドが、ルインを冷たく見下ろしていた。

「っ!ルイン、右だ!!」

「っ!?」

次の瞬間、何時の間にかいた1体のレプリロイドが大型のツインビームランスを取り出し、ルインに向けて投擲してきた。

「ルイン!!」

エックスが即座にコレダーからショットを放って、電磁ウィップを切断し、ゼロもセイバーを構えて女性型レプリロイドに斬り掛かるが、かわされた。

ルインは投擲されたツインビームランスを跳躍してかわすが、ゼロの攻撃を受けて倒れていたシャドウが背中のキャノン砲から重力弾を放ち、ルインの背中に喰らわせた。

「っ…!?きゃあああああああああっ!!」

シャドウの重力弾をまともに受けて、5階から勢いよく落下していくルイン。

「ルイン!」

[お母さん!]

「チッ!」

即座に追い掛けようとするエックス達だが、目の前にレーザーが走り、足を止められた。

上空を見上げると、1体の恰幅のいいレプリロイドがこちらを見下ろしていた。

「く…」

「………」

エックスとゼロがこちらを囲んでいく5体のレプリロイドを見遣る。

「仲間になれ、エックス、ゼロ。」

「断る!どれだけの理想を掲げようと、お前達のしていることはイレギュラーだ!!」

「俺達は……誇りあるイレギュラーハンターだ。イレギュラーと手を組むつもりなどない!」

しかし、今の自分達では勝ち目が全くないのは変わらない。

ハイパーモードを発動しても、多勢に無勢の今の状況では逃げるしか出来ない。

エックスはコレダーを構えると、鋭くシャドウを睨み据えた。

「シャドウ…俺達はお前を許さない」

激しく傷つきながらもエックス達を嘲笑うシャドウにエックスは怒りを堪えながらシャドウにコレダーを向ける。

それを見たイプシロン達もそれに応戦しようと身構えたが、次の瞬間にエックスは地面にコレダーを向けた。

「シェルバスター!!」

地面に向けて放たれたショットは、爆風を巻き起こし、エックスとゼロは強化された機動力で即座にこの場を離脱した。

「チッ、逃がさないよ!!」

女性が2人を追いかけようとするが、イプシロンが制した。

「構わん。放っておけ、いずれ奴らの方から姿を現すだろう。諸君!刻は来た。我らリベリオンの理想を世界に示す刻だ!!」

イプシロンの低くも良く響く声にこの場
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