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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Mission:2 潜入ギガンティス
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「リベリオン総帥、イプシロンだ」
「っ…」
潜入していきなり反乱組織・リベリオンの総帥が自分達の目の前に現れたことにエックスは目を見開く。
「ほう、そのお偉い総帥様が、わざわざお出迎えか?」
「君達のことは、よく聞いている。イレギュラーハンターの諸君。エックス…ゼロ…ルイン。君達は優秀なレプリロイドだ。どうだ…?我々の理想の為、共に戦うつもりはないかね?」
ゼロの挑むような口調に対してイプシロンはこちらを勧誘するように言う。
エックスはそれに驚くが、ゼロとルインは既にセイバーを握り締めていた。
「ふざけるな!!」
「お断りします。私達は誇りあるイレギュラーハンターです!どんな理想を掲げてもあなた達のしていることは間違っている!!」
「それにどんな自信があるのか知らんが4対1だ。貴様に勝ち目があるとは到底思えんがな」
しかもこちらには対リベリオンのためのハイパーモードと言う切り札があるのだ。
ハイパーモードを持つエックス達3人を相手に勝てるはずがない。
「ふむ、そうかな?」
「え…?」
イプシロンの言葉に表情を顰めた直後に首筋に熱を感じて目線だけ移すとシャドウがこちらに左腕のレーザーエッジを向けていた。
「シャドウ…お前まさか…」
ゼロが信じられない物を見るようにシャドウを見ると、シャドウの表情は今まで見たことない狂気の表情を浮かべていた。
「シャドウは我々の理想に共感してくれている。さあ、君達はどうするかね?」
「………」
ルインはシャドウにも気付かれないようにセイバーのエネルギーをチャージした。
ゼロもエックスもルインの考えに気付いたのか、切り札を使う用意をする。
「イプシロン…これが…」
「…ハイパーモード・ブラックゼロ!!」
ゼロのアーマーが漆黒に変化し、髪も金から銀色に変化して通常時とは桁外れの機動力でシャドウの胸をセイバーで斬り裂いた。
「ぐあっ!?」
「ハンターの魂をイレギュラーに売り渡すとは失望したぞシャドウ!!零式突破!!」
セイバーによる突きの一撃を胸に叩き込むことでシャドウを壁に叩きつける。
「ハイパーモード・Xファイア!シェルバスター!!」
次にエックスがハイパーモードを発動し、Xファイアの遠距離攻撃であるコレダーから炎属性のショットを放った。
Xファイアは近接戦闘で真価を発揮する形態だが、それでも並みのレプリロイドならショットの熱によって瞬く間に溶解してしまう威力だ。
「…………」
イプシロンは掌にエネルギーを纏わせるとショットを片手で容易く受け止めてしまう。
しかし本命はこれではなく別にある。
「これが私達の答えだ!!」
ルインがイ
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