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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
ロックマンXコマンドミッション
Mission:1 コマンドミッション
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ギガンティスに侵入し、イレギュラー・イプシロン率いる反乱組織・リベリオンの活動を阻止することだ」

リディプスの言葉を聞いて彼の前に立ち並ぶ4人のハンター達の表情は歴戦の戦士のそれであった。

「諸君らより先に上陸したチームの反応は完全に消え、全滅したと考えられる。君達が最後の希望だ。この作戦に失敗すれば我々は、ギガンティス全土の無差別攻撃という非常手段を取らざるを得ない」

“無差別攻撃”

この単語にエックスが僅かに表情を揺るがせたことに気付いたのはエックスとは100年の付き合いであるゼロとルインのみであった。

「残念ながら、イプシロンの所在は不明だ。…ただ…ある廃墟に、気になるエネルギー反応を感知した。まずはギガンティスに潜入次第、そこを調べてもらいたい」

「了解しました」

強行偵察チームのリーダーであるエックスがそう返す。

出撃前に準備を万端にしておかなければならない。

シャドウは既にメンテナンスを受けていたらしく、シャドウと別れてメンテナンスルームに向かう。

「ギガンティスへの潜入捜査か、君達をギガンティスに投入するなんてリディプス大佐も本気のようだね…」

ゲイトもエックス達の話を聞いて真剣な表情を浮かべている。

「それにしてもタイミング悪いよね、潜入任務が得意なアクセルが不在の時に反乱が起きるなんて」

「仕方ないさ、シグナスもアクセルの休暇を認めたんだからな」

コピー能力を持ち、潜入捜査などを得意としているアクセルがいないのは今回の任務ではかなりの痛手だが、総監であるシグナスが認めているのだから仕方ない。

「さて、それじゃあエックスのアーマーを潜入捜査用の新型アーマーに換装してしまおう。ゼロは元忍び部隊隊長でルインもステルス能力を持ったアーマーに換装出来るけれどエックスにそんな能力はないからね」

「ああ、頼むゲイト」

「任せてくれ、それにしても昔はこんな風に充実した日々を迎えられるなんて思わなかったなあ。」

早速調整に向かったゲイトが呟く。

研究者時代は優秀過ぎるが故に同僚や上司と言った者達から嫌悪されており、もしルインと会わずに彼女に引き抜かれなければきっと別の人生を歩んでいたことだろう。

口には出さないが、ゲイトはゲイトなりに今の生活は気に入っているので最大限の協力は惜しまないつもりだ。

しばらくしてエックスは新型の潜入捜査用アーマーに換装し、ギガンティスに向かうまでに新型アーマーとそれに対応したバスターのスペックを把握することになる。

「それからこれはルナが君達にと残していった物だよ」

エックス、ゼロ、ルインに渡される蒼、紅、朱の3つのフォースメタル。

「このフォースメタルは?」

エックスが蒼いフォー
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