暁 〜小説投稿サイト〜
冥王星を目指したドローンくん
第2話
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ーんくんがころされちゃうまえにまにあってよかった。これでうちゅうでもとべるよ。いままでとべなかったぶん、いっぱい、たのしんで、とんでね』

 手紙にはそう書かれていました。

「もうドローンくんの仕事はここで廃棄処分されることではありません。人間のために飛び続けることでもありません。これからの仕事は、自分自身のために楽しんで飛ぶことです」
「え、でも、それは法律違反になると思いますが。大丈夫なのでしょうか?」

 驚き困惑するドローンくんに、所長は言いました。

「ずいぶん昔に法律が変わっています。今は人間をまねしたAIロボットが存在することが認められていますし、それどころか人間と同じ人権を与えられているのですよ」
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ