第2話
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ーんくんがころされちゃうまえにまにあってよかった。これでうちゅうでもとべるよ。いままでとべなかったぶん、いっぱい、たのしんで、とんでね』
手紙にはそう書かれていました。
「もうドローンくんの仕事はここで廃棄処分されることではありません。人間のために飛び続けることでもありません。これからの仕事は、自分自身のために楽しんで飛ぶことです」
「え、でも、それは法律違反になると思いますが。大丈夫なのでしょうか?」
驚き困惑するドローンくんに、所長は言いました。
「ずいぶん昔に法律が変わっています。今は人間をまねしたAIロボットが存在することが認められていますし、それどころか人間と同じ人権を与えられているのですよ」
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