第三百三十八話
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第三百三十八話 先生達の朝
今田先生と今日子先生も戦いを終えると家に帰った、二人共それぞれの家に帰ったが今田先生はというと。
使い魔達が出した朝食を食べたがそのメニューは。
「納豆ご飯とね」
「はい、卵焼きとです」
「お味噌汁にお漬けものです」
「そして海苔とです」
「もやしのおひたしも用意しました」
「栄養バランスがいいわね」
先生は使い魔達にこう返した。
「これはまた」
「デザートには林檎を用意しています」
「それを切っています」
「それも皮ごと」
「そうしています」
「林檎は皮ごと食べると」
先生はにこりと笑って話した。
「一番美味しいと思うわ」
「それがご主人様の好みですね」
「林檎や梨については」
「左様ですね」
「ええ、ではお茶も飲んで」
そしてというのだ。
「それからはね」
「はい、お風呂ですね」
「そちらを楽しまれますね」
「サウナも用意しています」
「水風呂も」
「いいわ、ではね」
それではと言うのだった。
「お食事の後は」
「はい、歯を磨かれ」
「入浴をされて」
「身体を清められて」
「それで休むわ。休むのはね」
先生は笑顔で話した。
「お布団よ。そして寝間着だけれど」
「お布団ですから浴衣ですね」
「そちらを着られて」
「そうしてお休みですね」
「お布団の時は浴衣よ」
寝間着、それはというのだ。
「何といってもね」
「それもご主人様のお好きなものですね」
「ではです」
「ご入浴の時そちらも用意しておきます」
「浴衣の方も」
「お願いするわ」
使い魔達に笑顔で応えつつ朝食を食べ終えた、そうしてそれから歯を磨いて風呂場に向かった。戦いを終えた先生の表情はすっきりしたものだった。
第三百三十八話 完
2021・1・28
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