暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-C真実への扉〜The last 2 steps〜
[6/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
りつつフラムさんは大剣の剣身である炎の半実体化を解除して・・・
「アンフィスバエナ!!」
炎の剣状砲撃としてレイルに放った。
†††Sideスバル⇒シグナム†††
砕け得ぬ闇事件の頃に理解はしていたが、やはり紫天の盟主ユーリ・エーベルヴァインは・・・強い。アギトとユニゾンし、戦闘力を引き上げた私、ルシル亡き今チーム海鳴の単独最強であるアインス、そしてザフィーラを相手にしながらも全くと言っていいほど、ユーリが沈む気配はない。
「エターナルセイバー!」
ユーリの背後に浮かぶ2つの靄――魄翼を長大な炎の直剣と化し、右剣を私、左剣をアインスに向かって振るってきた。私とアインスはそれぞれの回避機動で躱し、ザフィーラが「牙獣走破!」と、魔力を纏わせた状態での突進蹴りでユーリへと突撃。
「あぶっ! でも効きませんよー!」
ザフィーラの強烈な蹴りを腹に受け、踏ん張り切れずに蹴り飛ばされながらもすぐに体勢を立て直したユーリ。その凄まじい魔力量と戦闘能力で、かつて我々を苦戦させたあの子だが、その分弱点も存在している。魔法発動中および直後はその場から動けずないというものだ。
素の防御力が高いため苦労はするが、回避に専念し、あの子の攻撃を躱すと同時に反撃すれば、ほぼ間違いなく攻撃は入る。あとは持久戦だ。かなりの綱渡りだが、撃墜まで持ちこたえることが出来れば我々の勝ちだ。
『なぁシグナム! コイツ、以前はどうやって勝ったんだよ!? マジで強すぎんだろ!』
私の内に居るアギトがそう声を荒げた。当時はまだアギトはプライソン一派に居たからな、知らないのも当然の話だ。私はそんなアギトに『ああ、強い。何せルシルを一撃で撃墜寸前に陥らせたことがある』と、あの頃に驚いたことを教えた。
――アルゴス・ハンドレッドレイ――
『マジか!? 子どもの頃とは言え、それをたった一撃!? ルシルは単独でエグリゴリのグランフェリア?を倒したんだろ!? ありえねぇ!』
『言いたいことは解るが、とにかく今は戦闘に集中だ』
拡げられた魄翼の面より何十発と言う魔力弾幕が放射状に発射された。我々は弾幕の中を翔け、回避に専念。その中で私は“レヴァンティン”のカートリッジをロード。右手に“レヴァンティン”を、左腕に炎の剣を纏わせ、徐々にユーリへと近付いていく。
『多弾砲撃を放つ! ザフィーラは注意! シグナムは合わせてくれ』
『『了解!』』
「ナイトメアハウル!」
アインスが空に翔け回りながら設置していたのは大き目の魔力球、その数8基。そして最後にアインス自身から1発の砲撃が放たれ、それに連動して8基の魔力球も砲撃としてユーリに向かった。攻撃直後だったあの子は、狙い通りに回避も防御魔法も出来ずに8発全弾の直撃を受け、
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ