第十一話『カドックくんで遊ぼう!』
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「ほぉら〜こちょこちょ♪」
「や、やめっ!やめろーー!!」
めっちゃ嫌がるカドックくんの反応が可愛すぎる。てか向かい側にいるアナスタシアさんがめっさ笑うの堪えてるんですけど。
「マスター、いないと思えば此処にいたか。」
セミ様が霊体化を解き、姿を現す。すると先程までとは違いカドックとアナスタシアの警戒度が数段と跳ね上がった。
「そのような人質ともならぬものなど、生かして置く必要などなかろうに」
「いやいや、カドックくんは必要でしょ!そう!例えばアナスタシアさんをカドックくんの前であんなことやこんな「ん?」...........はい、なんでもないです」
ギロりと睨まれ、即座に視線を逸らす。
「我がいるであろう。他の雌など不要であると何故分からぬ?」
「英雄、色を好むと言わ「ない」ですよねー」
「さぁ、マイルームへと戻るぞマスター」
マスターの頭を掴み引き摺っていくセミラミス。
「また遊びにくるねーカドックくんー!」ザザザ
「カドック、私はカルデアのマスターを信じても良いと思うわ。」
アナスタシアはカドックに微笑を浮かべながらそう言う。
「カルデアの連中は甘い。これから立ち塞がる異間帯じゃあ生きられない。」
「それでも、貴方は心の底では信じているのでしょ?」
カドックは目をアナスタシアから逸らし舌打ちをする。
「チッ..................」
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