始まりから夏休みまで
☆話はじっくりベッドの上で聞かせてもらう話。
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ちんでイクことにしよう。
「じゃあお栄ちゃん…僕、出すね…っ?」
「ちゃんと報告するなんて偉いじゃないか…?マゾらしさが、板に付いてきたナ?」
そう言われ、僕はピストン運動のスピードを速める。
ドンドン出したい欲望が高まって、それがやがて頂点に達して突き抜ける。
「あっ、ああぁ?」
「ほら出せ?おれが、一滴残らず搾り取ってやる…っ?」
絶頂を迎える。
彼女の目を見ながら、彼女に見下されながら、一番奥にびゅるびゅると溜まった白くにごったリビドーを吐き出していく。
「あぁ…?分かる…。マイの熱くて濃いのが、子宮ン中にたっぷり溜まってくのが…?」
下腹部をさすりながら、妖艶に微笑むお栄ちゃん。
それだけでまた思わず復活してしまいそうだ。
お栄ちゃんはまだやり足りなさそうだ。でも、
「ねぇ、お栄ちゃん…。」
「なんだい?」
お栄ちゃんは繋がったまま倒れ込み、僕にその身をあずける。
「お風呂、入ろっか。」
「どうしてだい?まだまだこれからサ。」
「ううん、そうじゃなくてね。」
聞きたいことはごまんとある。
そうは言ってたお栄ちゃんだけど帰ってきてみれば嫌なことを全部忘れさせてやると言って僕を強姦した。
つまり、元から聞くつもりはなくって最初から僕を慰めるつもりだったんだ。
でも、
「ちゃんと話すよ。あいつのこと、僕の絵のこと全部。だから…一緒にお風呂、入ろうよ。」
?
「あのね、お栄ちゃん…。」
嫌なこと全部忘れさせてやる。
そう言われ始まった僕とお栄ちゃんの交わりは僕のワガママで比較的短い段階で切り上げた
そうして今、2人して向かい合って浴槽のお湯に浸かってるわけだけど、僕はハッキリ隠さず全て言うことにした。
「昔のこと…なんだけどね。」
「全部話してもらうとは言った。けどマイが辛いのなら話さなくともいいサ。」
「ううん、話すよ。」
無理はしなくていいと言ってくれるお栄ちゃんだけど、もう覚悟は決めた。
「もう…お栄ちゃんに隠し事はしたりしない。それにお栄ちゃんには、僕のこと全部知ってもらいたいから…。」
「…そうかい。」
お栄ちゃんは場所を変え、膝を抱えて縮こまる僕の隣に寄り添った。
うん、話そう。
「僕の家はさ、お父さんが医者で、お母さんが政治家なんだ。」
「それは兄貴も言ってたナ。」
「うん。それであいつはちゃんと両親のいいとこを受け継いだよくできた子供。それで弟の僕は、両親のいい所を何も受け継がなかった出来の悪い子なんだ。」
あいつが両親の期待に応え続けたなら、僕は期待を裏切り続けた存在だろう。
女の子が生まれるかと思いきや、実は男の子で、
勉強が出来る子に育つと思えば、まったくダメ。
運動もまる
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