第三百三十七話
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第三百三十七話 朝食を食べた後で
カーミラは入浴を楽しんでから朝食を食べた、メニューは使い魔達が言った通りのものでそこにシャンパンもあった。
そのシャンパンと朝食を楽しんでだった。
カーミラは使い魔達に優雅な微笑みと共にこう言った。
「では食べた後はね」
「はい、お休みですね」
「天幕のベッドで休まれますね」
「そちらで」
「ええ、そうしてね」
そのうえでというのだ。
「夕方まで寝るわ」
「そうされますね」
「そしてそのうえで、ですね」
「夕方に起きられて」
「そうしてですね」
「夕食を食べて」
そうしてというのだ。
「その後は街に出るわ」
「今宵は戦いではないですね」
「そちらを楽しまれることはないですね」
「左様ですね」
「ええ、今夜は街に出て」
神戸のその街にだ。
「美女を探すわ」
「そうされますか」
「そして共に遊ばれますか」
「そちらを楽しまれますか」
「そうするわ、戦いは引き分けに終わったけれど」
それは残念だがというのだ。
「それはそれでね」
「また別の楽しみを行われますね」
「そうされますね」
「では今より」
「休まれますね」
「全て食べ終わって」
朝食はそうしていた。
「シャンパンの残りを飲んだから」
「では後は」
「歯を磨かれて」
「そうして」
「休むわ」
そうするというのだ。
「それからね」
「はい、ではです」
「その様にされて下さい」
「歯磨きの用意もしておきます」
「そちらもされて下さい」
「身体を清めることは好きよ」
こうも言ってだった。
カーミラは実際に歯も磨いた、そうしてその後で彼女はベッドに入った。そのうえで心地よい眠りに入った。
第三百三十七話 完
2021・1・28
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