暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第五十五話 狙われたジュエルシード
[2/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
た時、モニターが開いてグリフィスが慌てた様子で現れた。
「シグナム副隊長、アスカ。スクランブル出動を命じます!」
グリフィスが口早に出撃命令を出した。普段の落ち着いた感じではない。
「状況は?」
シグナムが冷静に情報を待つ。
「ロストロギア第三保管庫がガジェットに襲われ、ロストロギアの一つが奪われました」
「第三って……クラナガンからかなり離れていたんじゃ?確か、山の中にあるやつですよね?」
アスカの言葉にグリフィスが頷く。
「そうだよ。山中に隠れるようにしてあったんだけど、それが仇になったみたいだ。そして、奪われたロストロギアは……ジュエルシード」
「!」
ジュエルシードが奪われたと聞いて、シグナムの目がスッと細くなる。
「あれを奪われる訳にはいきません!すぐに出撃してジュエルシードの奪還及び、ガジェットを殲滅してください!」
「「了解!」」
アスカとシグナムは同時に答え、セットアップを完了させる。
「ヘリを待っている時間はない。行くぞ、アスカ!」
シグナムがアスカを後ろから抱えて空に駆け上がる。
「ジュエルシードか、下手すりゃ次元震が起きますね」
奪われた物が物だけに、アスカが気を引き締める。
「あぁ、油断は禁物だ」
状況を終息させるべく、シグナムはスピードを上げた。
眼下に広がる緑の中に、ガジェットの姿を確認するアスカ。
数にして5機。
だが、ロングアーチの情報ではかなりの数が辺りにいるとの事だ。
「こちらロングアーチ。ジュエルシードを奪ったガジェットは、そちらで視認している5機の中にいます。なるべく刺激を与えないで確保して……ガジェットさらに増加!数、20、25……50!ジュエルシードを囲むように展開!」
シャーリーの緊迫した声が響く。
「ガジェットは私が叩く!ジュエルシードの確保、できるか?」
「了解、やってみせますって!」
作戦は決まった。
シグナムが周辺のガジェットを引きつけて、アスカが5機のガジェットの中からジュエルシードを探し出す。
シグナムは5機のガジェットの前にアスカを落とした。
「さっさと終わらせてやるぜ!カードリッジロード!」
気合い諸共、アスカはガジェットに向かって行った。
ガジェット3型が4機、上空のシグナムに向けてレーザーを放つ。
それを躱しつつ、シグナムは一気に間合いを詰めて斬りかかる。
爆炎を上げて沈黙する3型。
だが、その隙に46機の1型がシグナムを取り囲み、攻撃を開始する。
「これは……!」
矢継ぎ早の攻撃にシグナムは防戦一方になる。
「しまった!」
ここにきて、シグナムは
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ